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日本初の個人3種目を走る田中希実、五輪快挙の1500m予選で開幕「明日の一本に全力を」

オレゴン世界陸上は15日(日本時間16日)に開幕する。14日(同15日)は日本代表の一部選手が会見。女子800メートル、1500メートル、5000メートルで日本初の個人3種目に出場する田中希実(豊田自動織機)は、前例のない戦いに向けて気持ちを高ぶらせた。

オレゴン世界陸上の会見に出席した田中希実(右はサニブラウン・ハキーム、左は三浦龍司)【写真:浜田洋平】
オレゴン世界陸上の会見に出席した田中希実(右はサニブラウン・ハキーム、左は三浦龍司)【写真:浜田洋平】

オレゴン世界陸上が15日開幕

 オレゴン世界陸上は15日(日本時間16日)に開幕する。14日(同15日)は日本代表の一部選手が会見。女子800メートル、1500メートル、5000メートルで日本初の個人3種目に出場する田中希実(豊田自動織機)は、前例のない戦いに向けて気持ちを高ぶらせた。

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 10日間で最大8レース。タフな大会へ、田中は初日の1500メートル予選に照準を定めた。昨年東京五輪で日本初の8位入賞を果たした種目だ。

「800メートルは棚ぼたですが、3種目はチャレンジになってくる。気持ちをごまかすというか、不安を忘れるくらい過密スケジュールでチャレンジすることが、結果的に大会期間全体で一つのレースになるようにできればと思っています。

 昨年度のオリンピックの成績は今年に入って自分の中でも大きなものだった。世界陸上に向けて弾みでもあり、プレッシャー。その1500メートルから始まるのは緊張するけど、そこを乗り越えられれば楽しめる。3種目あるけど、明日の一本に全力を注ぎ込むような感じで挑みたい」

 今季は400メートルから1万メートルまで幅広く出場。チャレンジ精神を生み出し、モチベーションを保ってきた。異例のレース間隔には慣れている。1500メートルと5000メートルは日本選手権優勝で権利を獲得。800メートルは世界ランクで出場権が巡ってきた。

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