大谷翔平のCY賞オッズ「40倍→9倍」に急上昇 ライバル推しの米識者も「あり得る」
数字が重視されやすい記者投票「記者はスタッツが大好きだから」
ルッソ氏はトミー・ジョン手術からの復活イヤーで11勝を挙げている鉄腕バーランダーと、メジャートップの防御率1.73を誇るマクラナハンをダブル本命に挙げ、「オオタニも素晴らしいのは承知していますが、私はオオタニを推しません」と持論を展開していた。
これに対して、女性リポーターは「ここ5試合の圧倒的な登板で多少考慮してもいいのでは」と打撃面の奮闘も含めた主張を展開すると、ルッソ氏は「それはMVPのシナリオです」と否定した。
とはいえ「9倍というオッズは優秀ですよ。記者はスタッツが大好きですし、彼らはそれで投票しますから。シーズン終了時点で素晴らしい成績を挙げているでしょうし、彼は極上のピッチングを見せています。そこに議論の余地はないでしょう」とし、数字が重視されやすい記者投票という特性を理由に日本人史上初の栄冠の可能性もあると見ている。
「私はチームでビッグゲームを投げられる選手に肩入れします。ご存知のようにエンゼルスは終わっていますから」とルッソ氏はプレーオフ進出争いを展開する所属チームの好調を理由にバーランダーとマクラナハンを再度プッシュ。「記者たちの見地から見れば、(オオタニのサイ・ヤング受賞は)不可能ではありません」と結論づけていた。
(THE ANSWER編集部)