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エンゼルスGM、8月のトレード期限まで「全ての選択肢」を検討 大谷翔平の去就も注目

米大リーグのエンゼルスは10日(日本時間11日)に敵地でオリオールズに5-9で敗れ、4連敗となった。5月途中まで地区首位を走り、貯金は最大11あったが、38勝49敗の借金11で地区4位に。ペリー・ミナシアンGMは8月2日(同3日)のトレード期限について、この日の試合前に言及。「全ての選択肢を排除することはない」と話したと地元紙が報じている。

エンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:ロイター】
エンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:ロイター】

決断まで「時間はまだ残っている」とも強調

 米大リーグのエンゼルスは10日(日本時間11日)に敵地でオリオールズに5-9で敗れ、4連敗となった。5月途中まで地区首位を走り、貯金は最大11あったが、38勝49敗の借金11で地区4位に。ペリー・ミナシアンGMは8月2日(同3日)のトレード期限について、この日の試合前に言及。「全ての選択肢を排除することはない」と話したと地元紙が報じている。

 直近の補強か、球団の再建か。現在地区4位のエンゼルス。首位のアストロズとは19ゲーム差をつけられ、地区優勝は絶望的。ア・リーグのワイルドカードも進出圏内まで7ゲーム差と厳しい現実が待ち構えている。米カルフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」によると、10日(同11日)の試合前にミナシアンGMは今季を振り返り、今後のチームの方向性についても言及したという。

 2020年11月のGM就任以来、「投手陣の補強が最優先」と口にし、昨オフはメッツの元エース、ノア・シンダーガードに加え、中継ぎ経験の豊富なマイケル・ロレンゼンやアーチー・ブラッドリーを補強した。しかし、ミナシアンGMは現状を踏まえ、野手の補強が必要だったと認め、低迷するチームの責任を取る覚悟であることを明かしたという。

「過去を思い出して『こうすればよかった』と思うのが人間。先発ローテが我々の最優先事項だった。最優先に誰が欲しいと昨年言われたら、打者陣を考える前に投手の名前が出ていたと思う」と当時の状況を振り返る一方で「(野手を)個々で見れば素晴らしい活躍もあったが、1番から9番を全体で見た時に良くはなかった」とも語ったという。

 プレーオフ進出が危うくなったチームは、大谷翔平投手の去就も米メディアから注目を寄せられている。現地8月2日のトレード期限までに、主力選手を放出することを含めた次のステップへの決断を迫られるが、ミナシアンGMは「どちら(再建または補強)に進むかの時間はまだ残っている」とし、大谷を含む特定の選手の名前を出すことはなく、今後の方針についての明言は避けたという。

 それでも「あなたたち(メディア)は(選手を)売るか、買うか、長期的に見るか色んなことを考えているだろう。私たちは現在悪い位置にいるかもしれない。長期的に見て、将来性のある選手を獲得するかもしれない。全ての選択肢を排除することはない」とあらゆる可能性を考慮に入れることを明かした。

(THE ANSWER編集部)


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