大失速エンゼルスの攻撃陣 全30球団最低のデータをESPN指摘「MLB全体で最少タイだ」
米大リーグのエンゼルスは10日(日本時間11日)に敵地でオリオールズに5-9で敗れ、4連敗となった。5月途中まで地区首位を走り、貯金は最大11あったが、38勝49敗の借金11で地区4位に。最大14連敗を喫し、ジョー・マドン監督を解任に発展するなど、大失速したエンゼルスについて、米スポーツ専門局「ESPN」は初回の得点力不足のデータを紹介している。
初回得点力不足を「ESPN」が指摘
米大リーグのエンゼルスは10日(日本時間11日)に敵地でオリオールズに5-9で敗れ、4連敗となった。5月途中まで地区首位を走り、貯金は最大11あったが、38勝49敗の借金11で地区4位に。最大14連敗を喫し、ジョー・マドン監督を解任に発展するなど、大失速したエンゼルスについて、米スポーツ専門局「ESPN」は初回の得点力不足のデータを紹介している。
「ESPN」のデータ専門公式ツイッター「ESPNスタッツ&インフォ」はこの日の結果を受け、「6月1日以降の初回得点は8度。これはMLB全体で最少タイ」とのデータを紹介した。地区首位を走るなど好調だった4月と5月に関しては「初回得点は40度あった。これはMLB全体で2位」という対照的な数字にも触れている。
2番にマイク・トラウト外野手、3番に大谷翔平投手というMVPコンビを並べる打順を組むエンゼルス。1番には今季好調のテーラー・ウォード外野手を置くことが多い。相手先発投手にとっては試合開始から気の抜けないオーダーだが、この日も初回3者凡退で無得点。初回無得点は8試合連続だった。
中継ぎを始めとした投手陣に明白な課題があると言われてきたエンゼルス。初回に得点して流れを掴めば、投手にとっても心理的に余裕が生まれるが、それが叶わず。悪循環になっていることが見て取れる。今回の打撃陣への課題を指摘したデータに米ファンも反応した。
コメント欄には「恥ずかしい」「初回にはトラウトとオオタニに回ってくる。敗因は彼らにあるとでも?」「最悪のスタッツだ」「トラウトとオオタニが回ってくるのに信じられない」「心が痛む」などの様々な声が寄せられている。この日の敗戦で7月は1勝8敗。投打共に苦しんでいる。
(THE ANSWER編集部)