西村優菜、1打差まで来た野澤真央の猛追に苦闘「もうダメかと…苦しい時間長かった」
西村「これは怖がらずに、ビビらずに打つしかない」、最終18番で見せた一打
その大事なホールで今度は西村がミス。2打目を右のバンカーに入れてしまい「ここでのミスはショックだな…」とまたも気持ちが切れかけた。しかし、そこで持ち前の決断力の早さが好結果を呼び込んだ。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「正直、難しい状況だなと。ピンまで3メートルもないし、手前のラフに落とすとクッションになって前に転がらない。カラーかグリーンにスピンをかけたボールを打とうと。バンカーに足を入れたら下がすごく柔らかくて、これは怖がらずに、ビビらずに打つしかないと思って打ちました」
勝負の1打は柔らかなタッチでピン横60センチにピタリ。ウィニングパットを決めてようやく西村の表情が緩んだ。抜群の技術はもちろん、揺れ動く心を懸命にコントロールした精神力の強さが今季2勝目、ツアー通算6勝目を呼び込んだ。
(THE ANSWER編集部)