西村優菜、ホールインワンは「ビックリしすぎて覚えていない」 幸運味方に単独首位
女子ゴルフの国内ツアー・ニッポンハムレディスは8日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で2日目が行われた。首位と1打差の4位で出た21歳・西村優菜が自身ツアー2度目のホールインワンを達成するなど1イーグル、3バーディー、ボギーなしの67で回り、通算10アンダーと単独首位に立った。ホールアウト後の会見では「池は大丈夫か……と思ったら、『入れ! 入れ!』と聞こえてきて、パッと見たら入っていた」と笑顔で振り返っている。
ニッポンハムレディス2日目
女子ゴルフの国内ツアー・ニッポンハムレディスは8日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で2日目が行われた。首位と1打差の4位で出た21歳・西村優菜が自身ツアー2度目のホールインワンを達成するなど1イーグル、3バーディー、ボギーなしの67で回り、通算10アンダーと単独首位に立った。ホールアウト後の会見では「池は大丈夫か……と思ったら、『入れ! 入れ!』と聞こえてきて、パッと見たら入っていた」と笑顔で振り返っている。
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西村は161ヤードの8番パー3、6番ユーティリティで放った第1打が見事グリーンに着弾。ボールはそのままカップに向かって転がり、2021年のダイキンオーキッドレディス以来、ツアーでは自身2度目のホールインワンとなった。キャディーと笑顔でハイタッチして喜んだ。ボールをカップから拾い上げる際には、ギャラリーから拍手が送られた。
この時点で単独首位に立った西村は、その後もスコアを伸ばして通算10アンダー。2位の吉田、ペ・ソンウらに2打差をつけて2日目を終えた。ホールアウト直後の中継インタビューでは「100点のショットではなかった。ティーを拾って、顔をあげた瞬間くらいに入ったので、ちゃんと見えたという感じではなかったです」と快挙の瞬間を振り返っていた。
その後の会見では「凄いアゲインストが吹いていたので、左に打とうとした球が少し右に出て、ピン方向に飛びました。分厚い当たりをしてたので池は大丈夫か……と思ったら、『入れ! 入れ!』と聞こえてきて、パッと見たら入っていました」「ビックリしすぎてぼんやりとしか覚えていない」と話した。
打ちたい方角に放った打球ではなく「ラッキーでした」と笑顔。「朝一の練習から、頭の中で思い描いているスイングができず、上手く反応できなかった。どうスコアを作っていこうか考えていた」と不安のスタートだったが、終わってみれば単独首位。「そんな中の5アンダーは大きい」と頷いた。
国内ツアーはこの大会を最後に、今月のエビアン選手権、8月の全英女子オープンという海外メジャー2戦に備える。「(今大会は)難しいコースだという印象。自信を付けて海外に行きたい気持ちはある」と気持ちを引き締めていた。
(THE ANSWER編集部)