青木瀬令奈が「引退」を口にした食事の席 コーチが勧めた、大谷翔平流「懺悔ノート」
コーチとの信頼関係を語る青木「もう8年目。ものすごく勉強をされている」
青木も会見で「もう8年目ですけど、ものすごく勉強をされていて、いいものを私に伝えてくれています」とコーチへの感謝を口にした。青木自身もコーチに依存するだけでなく、あらゆる工夫を続けている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
「私は練習では敢えて本番でやらないことをしています。今大会は、ティーを低くしてドライバーを打っていましたが、練習場ではハイティーにしてアッパーのスイングでショットしていました。パターも練習ではエースを使わず、本番だけにしています。練習で悪いものを出して、本番が良ければいい。それが私のスタイルと分かってきました」
その上で、2人は「飛距離は出なくも勝てる」の思いで一致。大西コーチは「3ウッドでも、5ウッドでも、彼女はコントロールして、バーディーチャンスにつけらます」と言い、「すぐに4勝目、5勝目もいけます」と断言した。
青木は選手から信頼され、2020年からは選手会長に相当するプレーヤーズ委員長を務めている。大西コーチは「責任ある立場を任されることで、選手は気持ちの面でさらに強くなります。これからもやってほしいです」と言った。深い信頼関係にある選手とコーチ。2人のサクセスストーリーは、まだ道の途中だ。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)