世界陸上、リレー侍は4人が初出場 新戦力に強化委員長「パリ五輪へ最高のチームを」
日本陸上競技連盟は1日、15日(日本時間16日)に開幕するオレゴン世界陸上の日本代表を追加発表した。37人が新たに名を連ね、すでに発表されていた選手を含めて計64人に。初出場は45人となった。
世界陸上の日本代表発表
日本陸上競技連盟は1日、15日(日本時間16日)に開幕するオレゴン世界陸上の日本代表を追加発表した。37人が新たに名を連ね、すでに発表されていた選手を含めて計64人に。初出場は45人となった。
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注目の一つは3大会連続メダル獲得に挑む男子4×100メートルリレー。日本選手権で優勝した100メートルで世陸に出場するサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)、6月の布勢スプリントで参加標準記録を突破した坂井隆一郎(大阪ガス)がメンバー入りした。さらに、男子200メートルで出場する小池祐貴、上山紘輝(ともに住友電工)のほか、リレーメンバーとして選出された柳田大輝(東洋大)、鈴木涼太(スズキ)の6人がリレー侍になった。
山崎一彦強化委員長がオンラインで会見。代表の顔ぶれに「初出場がかなり多いのでフレッシュなチーム。東京五輪後に強化のしがいのあるチームになった」と印象を明かした。男子4×100メートルリレーでは、山縣亮太(セイコー)、桐生祥秀(日本生命)、多田修平(住友電工)らこれまで日の丸を背負った選手たちが不在。その中で“新戦力”に期待を込めた。
「新しい選手たちが加入した。パリ五輪に向けて、新しい選手がここでチャレンジする。パリに向けてベテラン勢が加入してくれると、最高のチームが組めるのではないかと思っています。今回は安心感のある選手というより、チャレンジングな選手がいることに期待しています」
また30歳の男子やり投げ・ディーン元気(ミズノ)、34歳の女子マラソン・新谷仁美(積水化学)らベテラン勢も代表入り。「山あり谷ありでここまで到達した。リーダーシップ、若い選手もいるので、キャリアと競技への立ち振る舞いを私たちや若い選手たちに示してほしい」と活躍を願った。
(THE ANSWER編集部)