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“シブコ”名付け親の24歳大出瑞月が首位浮上 初V好機も「イメージ湧かない(笑)」

大出は渋野日向子の“シブコ”名付け親

 謙虚ながらも前向きな小野は、大出と首位で並び、第3日を同じ最終組で回れることも喜んだ。


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「プロテスト合格した年も年齢も同じで、すごく仲良くしています。お互いにいろんな相談もし合っています」

 大出も「うれしいですね。仲がいいんですよ~」と言ったが、67、69と連日の好スコアについては、「(大会前は)全然、ショットもパットもダメだったのに、何でなんですかね。良く分かりません。優勝? イメージ湧かないです~」と笑った。

 夏季の猛暑地で知られる群馬・館林市の出身だが、「暑いのは苦手です。すぐに熱中症なるんですよ」と苦笑い。この日は入手した冷却スプレーで乗り切ったという。

 はぐらかしているようにも聞こえるが、その明るさは女子プロゴルフ界でも有名だ。かつて同じコーチに師事していた渋野日向子を「シブコ」と呼び始めた“名付け親”としても知られている。

 2018年には賞金ランク41位でシード権獲得。それについても、「選手権(日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯)でボーンと上(4位)にいっただけで、たまたまです。その後は、まあ、こんな感じです」と自虐。初の決勝ラウンド最終組については、「まあ、(小野と)しゃべりながら回りたいですね」と続けた。

 1学年下、98年度生まれの黄金世代とは対照的に日陰を歩んできた2人。今大会を人生を変えるものにするべく、残り36ホールも全力を尽くす。

(THE ANSWER編集部)


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