空砲の大谷翔平に今オフ流出は「可能性ある」 失速エンゼルスの苦境に米記者が見解
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回に自己キャリア4番目となる飛距離141メートルの特大16号を放ったものの、チームは3-5で敗れて2連敗となった。6月は7勝17敗と失速の止まらないエンゼルスの状況から、地元紙番記者は二刀流のスターが今オフ、トレードで流出する可能性を認めている。
二刀流が打っても勝てないエンゼルス、MLB番記者がファンからの去就質問に即回答
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回に自己キャリア4番目となる飛距離141メートルの特大16号を放ったものの、チームは3-5で敗れて2連敗となった。6月は7勝17敗と失速の止まらないエンゼルスの状況から、地元紙番記者は二刀流のスターが今オフ、トレードで流出する可能性を認めている。
勝てない。先発のパトリック・サンドバル投手が5回1失点の粘投、大谷も豪快141メートル弾で勢いをつけたが、中継ぎの炎上で逆転負けを喫し、地区4位に後退。二刀流の一発も空砲になった。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」の番記者、ジェフ・フレッチャー氏は自身のツイッターで「マリナーズ対エンゼルス 5対3 サンドバル5回1失点、オオタニはホームラン(16号) ブラッドリー、キハダが6回に3失点」と試合速報を短く伝えた。
程なくエンゼルスファンから届いた「ジェフ、彼が再契約しない兆しがあるとするなら、エンゼルスはオオタニのトレードを検討するか?」という質問に対し、フレッチャー氏は即回答。「この冬ということかな? その可能性はあると思う。しかし、その段階で彼が再契約をしない方向で考えていると、チームが確信しているかどうかは疑問だが」と見解を示している。
昨季満票でア・リーグMVPに選出された大谷は今季終了後の年俸調停を経て、来季終了後にフリーエージェントになる。しかし、10年総額4億5000万ドル(約608億円)など史上最高額のメガオファーも米メディアで取り沙汰される中、苦しい戦いの続くチーム状況。契約延長の意向を示さなければ、早ければ今オフにエンゼルスもトレードで二刀流スターと引き換えにタレント確保に動く可能性はあると、番記者は見ていた。
(THE ANSWER編集部)