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大谷翔平の新年俸は58億円 「39発打者+14勝投手」の“足し算”でMLB番組が独自予想

今オフの去就が注目されている米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。MLB公式番組は、昨季オフにFA市場で目玉となった2人の選手を参考に、価値を算出している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

昨季39本塁打のオルソン、昨季14勝のガウスマンのFA契約を参考に算出

 今オフの去就が注目されている米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。MLB公式番組は、昨季オフにFA市場で目玉となった2人の選手を参考に、価値を算出している。

 二刀流らしい内訳だ。今季ここまで投手として6勝4敗、防御率2.90、90奪三振、打者として.260、15本塁打、45打点の数字を残す大谷。早くも今オフの大型契約の行方について議論が過熱しているが、MLB公式放送局「MLBネットワーク」の情報番組「MLB Now」も大谷が交わす新契約について取り上げ、独自に年俸を算出している。

「来季オフにFAとなるオオタニだが、どれくらいの価値になるだろう?」と投げかけたのは番組ホストのブライアン・ケニー氏。21日(日本時間22日)のロイヤルズ戦で打者として2本塁打8打点、翌日に8回無失点13奪三振で6勝目を記録した直近の躍動を改めて紹介し、前例のない二刀流スターの契約を考える上で、参考となる投打の2選手を挙げている。

 打者の比較対象として挙げられたのが、ブレーブスのマット・オルソン内野手。アスレチックスに在籍していた昨季は39本塁打、111打点の好成績を叩き出し、新天地と8年1億6800万ドル(約193億円)の大型契約を結んだ。投手での比較対象は昨季ジャイアンツで14勝を挙げたケビン・ガウスマン。FA市場における先発投手の目玉として、5年総額1億1000万ドル(約125億円)でブルージェイズと契約した右腕だ。

 ケニー氏は「年俸を足し算すれば良いという単純なことではありませんが」と前置きしながらも、「もしオオタニがエースでありながら同時にスラッガーもこのままこなせれば、この2人の年俸を合わせた4300万ドル(58億円)の価値となります」と力説した。4300万ドルという数字は奇しくも昨季メッツがマックス・シャーザー投手と交わした3年総額1億3000万ドルの大型契約の年俸とほぼ同額。MLB史上最高額となった単年換算金額と並ぶ大型契約を予想していた。

(THE ANSWER編集部)


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