カネロ&GGG第3戦 超異例の1分超フェイスオフに海外仰天「瞬きしないのはどっちだ」
9月17日に米ラスベガスで対戦するボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)とWBA&IBF世界ミドル級統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が24日に会見。今年のボクシング界最大の激突とされる3度目の対戦へ向けて決意を語るとともに、実に1分間を超える超ロングフェイスオフで火花を散らし、ファンを驚かせた。
9月17日に米ラスベガスで対戦するボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)とWBA&IBF世界ミドル級統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が24日に会見。今年のボクシング界最大の激突とされる3度目の対戦へ向けて決意を語るとともに、実に1分間を超える超ロングフェイスオフで火花を散らし、ファンを驚かせた。
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決戦まで3か月、早くも両雄が激しく火花を散らした。米スポーツ専門局「ESPN」によると、カネロは「ヤツはいつもナイスガイであるかのようなフリをしている。公衆の面前にいるかのようにな。アイツはクソ野郎だ!」などとゴロフキンを散々挑発したが、対するゴロフキンも「もし、彼が一度でも間違ったことをしたのであれば、それを完全に忘れ去ることはできない。悪事の後、クリーンなままではいられない」とカネロの過去の薬物違反騒動をチクリと刺した。
そして、恒例のフェイスオフで歩み寄った。黒のポロシャツ姿のカネロが、グレーのジャケット姿のゴロフキンににじり寄る。にらみつけるようなカネロに対し、ゴロフキンは穏やかな表情で視線を合わせる。10秒、20秒、30秒……。まるで静止画のように2人は動かない。
1分に迫ろうとする頃、関係者が「そろそろ」と促すも関係なし。1分を超えてようやく距離を取り、フォトセッションのために正面のカメラ方向に体を向けたが、視線は互いに外さず、にらみ合ったまま。異様な超ロングフェイスオフだった。この模様を英興行大手「マッチルーム」公式ツイッターがノーカットで公開。目の当たりにした海外ファンからも興奮の声が漏れている。
返信欄では「カネロは彼を倒せるか? 三度目の正直?」「GGGが勝つ!」「GGGは怪物だけど、ちょっと遅かったな」「カネロはまた負けるよ。ハハハ」「今回はカネロはGGGを止める」と両雄のファンからさまざまな声が上がり、同様に紹介した米スポーツチャンネル「DAZNボクシング」公式インスタグラムでも「瞬きせずにいられるのはどっちか」「熱いな」と反響が寄せられた。
過去2戦1勝1分けとしているカネロは5月にライトヘビー級に上げてWBAスーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に敗れたが、今回は主戦場の階級。対するゴロフキンは4月に村田諒太を破って以来のリングとなる。
(THE ANSWER編集部)