井上尚弥、Sバンタム級王者と対戦実現なら…米識者は「イノウエが苦しむかも」と予想
エドワーズ氏が「イノウエにとって厳しい戦いに」と指摘する点は
井上がバンタム級で4団体統一を果たしてもすぐに返上する可能性があるが、主要4団体時代で史上初の“異論なき王者”同士の激突も期待できると語るエドワーズ氏は、マッチアップについては「フルトンはリングに上がれば、2階級上の体格に見えるだろう。間違いなく全盛期でもある。あえて言えば、イノウエが初めて対戦する米国の洗練された黒人ファイターになるだろう。フルトンのようなパンチャースタイルの選手をイノウエは見たことが無いので、苦しむかもしれない」と持論を展開している。
「彼は世界最高のファイターかもしれない」と井上を高く評価するエドワーズ氏だが、無敵のモンスターにも死角が存在する可能性があるという。
「彼はライトフライ級からスタートした。フルトンはスーパーバンタム級から始めている。2、3インチ(約5センチから7センチ)背が高く、リーチも長く、より若く、より大きい。これはイノウエにとってかなり厳しい戦いになる。これはPFPの比較ではないのだ。PFPの話題は関係ない、実際の戦いなのだ」
フレーム、若さというフルトンの持つアドバンテージに注目。パンチャーとしての井上の能力を紹介する一方で、フルトンの修正力とスタミナを挙げ、「誰が勝つか分からないが、見てみたい」とエドワーズ氏も興味を抱いている。
(THE ANSWER編集部)