尻上がりの錦織、次戦ティエムが最大の警戒「不運なことに絶好調になってしまった」
テニスの全仏オープンは1日、男子シングルス3回戦で世界ランク21位の錦織圭(日清食品)が同65位のジル・シモン(フランス)を6-3、6-1、6-3のストレート勝ちを収めた。4回戦で対戦するのは同8位のドミニク・ティエム(オーストリア)。今年のマドリード・オープンでは同1位ラファエル・ナダル(スペイン)を下したクレーの名手は「不運なことに、彼は現在、絶好調だ」と復調の錦織を警戒している。ティエムの母国オーストリアの地元紙「OONachrichten」が報じている。
3回戦突破の錦織、次戦の難敵が早くも警戒「彼は最高のコンディション」
テニスの全仏オープンは1日、男子シングルス3回戦で世界ランク21位の錦織圭(日清食品)が同65位のジル・シモン(フランス)を6-3、6-1、6-3のストレート勝ちを収めた。4回戦で対戦するのは同8位のドミニク・ティエム(オーストリア)。今年のマドリード・オープンでは同1位ラファエル・ナダル(スペイン)を下したクレーの名手は「不運なことに、彼は現在、絶好調だ」と復調の錦織を警戒している。ティエムの母国オーストリアの地元紙「OONachrichten」が報じている。
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錦織がローランギャロスで加速している。世界65位の地元シモンと対峙した日本のエース。相手がポイントを奪うと大歓声が沸き起こる完全アウェーの中、自分のプレーに集中した。第1セットを6-3で奪うと、第2、3セットも圧倒。大会公式ツイッターは錦織が軽快な右手一本のフォアハンドを炸裂させる画像とともに結果を速報するなど、注目度は試合ごとに高まっている。
そんな錦織を16強で迎え撃つ強豪も警戒心を強めている。3回戦で世界ランク96位のマッテオ・べレッティーニ(イタリア)と対戦したティエムは6-3、6-7、6-3、6-2で勝利。記事によると、2時間36分の死闘をこう振り返っている。
「べレッティーニは完全に違うタイプのプレーヤーだった。彼はバックハンドがとても得意で、最高に難しい相手だった。本当にいいプレーをしていた。少し驚いてしまった部分もある。雨で第2セットは少し滑ってしまった。昨日はボールはすごく跳ねたのに、今日は沈んできた。いつも試合の間に雨が降っている。変化に対応するのは簡単ではない」