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21歳西村優菜、今季初Vへ首位浮上 混戦V争いは「スコアをつくらないと勝てない」

女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス第2日が18日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で行われた。1打差の2位で出た21歳の西村優菜(スターツ)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算11アンダーで18歳の新人・佐藤心結(みゆ・ニトリ)、森田遥(新英ホールディングス)と並んで首位に立った。ツアー通算4勝の実力者が、国内出場13試合目で今季初優勝を目指す。

ニチレイレディス、通算11アンダーで首位に浮上した西村優菜【写真:Getty Images】
ニチレイレディス、通算11アンダーで首位に浮上した西村優菜【写真:Getty Images】

ニチレイレディス第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス第2日が18日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で行われた。1打差の2位で出た21歳の西村優菜(スターツ)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算11アンダーで18歳の新人・佐藤心結(みゆ・ニトリ)、森田遥(新英ホールディングス)と並んで首位に立った。ツアー通算4勝の実力者が、国内出場13試合目で今季初優勝を目指す。

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 最終18番パー5。西村が3メートルのバーディーパットを決めた。直前、佐藤がイーグルパットを決め、歓喜の熱気が残った状況下、冷静にストロークした。

「素晴らしいイーグルだったので感心していました。ただ、自分も得意のフックラインが残っていたので、決めることに集中しました。目標の60台で回れて良かったです」

 前半は1バーディーで折り返したが、後半は3つのバーディーを重ねた。グリーンを外しても、巧みなアプローチでパーセーブ。佐藤に「安定感がすごいです。アンダーが出るのが当たり前の雰囲気でした」と言わしめるほどだった。

 前々週の海外メジャー・全米女子オープンは予選落ち。好調を維持して現地に乗り込んだだけに、ショックは大きかった。一方、優勝したミンジー・リーをはじめ、海外の強豪選手たちに対し、「淡々と楽しそうにプレーしている」と感心。同じように前週の宮里藍サントリーレディスから取り入れているという。

 最終日に向けて「伸ばし合い」を想定した。首位は3人。3打差の4位には稲見萌寧もいる。「スコアをつくっていかないと勝てないです。パー5はバーディーを獲っていきたいです」と言った。ツアー通算5勝目となる今季初優勝なら、2000年度生まれ「プラチナ世代」としても今季初優勝となる。

(THE ANSWER編集部)


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