朝倉未来と戦うメイウェザー、NBA新球団創設ならオーナーに? 1448億円稼いだ大金持ち
ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)は、9月に日本で格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)と対戦することが発表された。“マネー”(金の亡者)の異名でも知られるスーパースターだが、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」はNBAがリーグ拡大した場合の新球団オーナーになるために動いていると報じている。
NBA側は「近い将来のリーグ拡大はない」とも
ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)は、9月に日本で格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)と対戦することが発表された。“マネー”(金の亡者)の異名でも知られるスーパースターだが、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」はNBAがリーグ拡大した場合の新球団オーナーになるために動いていると報じている。
メイウェザーはボクシングで50戦無敗を誇るレジェンド。2018年大晦日には日本で那須川天心と対戦し、139秒でTKO勝ちを収めたことで注目を集めた。朝倉との試合の詳細は今後発表される予定だが、米専門メディア「ファイトハイプ」の公式YouTubeでは会見に出席しただけで150万ドル(約2億216万円)を得たことを明かすなど、早くも話題を振りまいている。
米経済誌「フォーブス」によると、メイウェザーの現在までの生涯獲得金額は10億8000万ドル(約1448億9334万円)。まさに大金持ちだが、NBCスポーツは「フロイド・メイウェザーがNBAチームをラスベガスに持ち込むために『舞台裏で動いている』と告白」との見出しで記事を掲載している。
記事によると、レイカーズのスター選手であるレブロン・ジェームズとともに、メイウェザーもリーグ拡大のための新チームのオーナーの一員に名乗りを上げているという。朝倉との会見後、メイウェザーは「過去6か月特定の個人と話し合っている。舞台裏で動いていることだ。メディアに対しては話してこなかった。俺と俺のチームは舞台裏でNBAと動いている。明確には言えないが、チームを得ようと動いているんだ」と語ったという。
リーグ拡大で新チームを創設するならラスベガス、シアトルの2都市がこれまで有力とされてきたが、メイウェザーはラスベガスに誘致を考えているようだ。記事では「メイウェザーはチームを買収するグループの一員となるだろうが、他に誰が含まれているかは不明。複数の市の役員やビリオネアたちがリーグに対してリーグの拡大について話している」と詳細は不明だが、実際に動きのある話であると伝えている。
ただ同メディアは「NBAの近い将来の拡大はない。(コミッショナー)アダム・シルバーは、NBAが拡大について現在話し合っていないことを明確にした」とも伝えている。
(THE ANSWER編集部)