大谷翔平5勝目 米記者は“隠れたMLB最高のスタッツ”指摘「ロジックに逆らう力だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。打っては4打数2安打、投げては6回3安打無失点の好投で今季5勝目をマークした。4-1で勝ったチームは連敗を3でストップ。米記者は、投手・大谷の隠れた好記録を紹介し「ロジックに逆らう能力だ」と指摘している。
マリナーズ戦で6回無失点に抑え5勝目、打っても2安打
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。打っては4打数2安打、投げては6回3安打無失点の好投で今季5勝目をマークした。4-1で勝ったチームは連敗を3でストップ。米記者は、投手・大谷の隠れた好記録を紹介し「ロジックに逆らう能力だ」と指摘している。
大谷は初回こそ2死一、二塁とされるも、その後は得点圏に走者を進ませず。落差の大きなスプリットも駆使してマリナーズ打線を散発3安打に封じ、6回を93球で無失点に封じた。最後は「オラァ!」と雄叫びをあげて投じた99.2マイル(159.6キロ)の剛速球で、この日6つ目の三振を奪った。
チームの連敗を3で止めた大谷だが、試合中に米記者が興味深いデータを紹介していた。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は「バリー・スポーツ・ウェストからの、このショウヘイ・オオタニのスタッツはワイルドだ。ショウヘイの、ロジックに逆らう能力だ」とツイッターに投稿。大谷の奪三振率に関するスタッツを画像で伝えた。
試合を中継した米放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」のデータによると、大谷は打者1巡目の奪三振率が26.7%、2巡目が34.8%なのに対し、3巡目が35.6%と最も高く、これはMLBで最高の数値なのだという。試合が疲れの出る終盤に近づくにつれ、奪三振が増える大谷の力が米メディアから注目されていた。
(THE ANSWER編集部)