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井上尚弥をPFPライバルも認めた あのクロフォードも自分以外の“最強選手”に選出

ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者となった井上尚弥(大橋)は、世界で最も権威ある米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に立った。同3位のWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)は、独自PFPで自身に次いで井上を2位に選出。ライバルが認めたランキングに英メディアも注目している。

バンタム級3団体統一を果たした井上尚弥【写真:荒川祐史】
バンタム級3団体統一を果たした井上尚弥【写真:荒川祐史】

クロフォードが独自PFトップ5公表

 ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者となった井上尚弥(大橋)は、世界で最も権威ある米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に立った。同3位のWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)は、独自PFPで自身に次いで井上を2位に選出。ライバルが認めたランキングに英メディアも注目している。

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 PFPとは全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化したもの。リング誌の格付けで3位だった井上はノニト・ドネア(フィリピン)との3団体統一戦で2回TKO勝ちした後、首位だった世界ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、2位だったクロフォードを抜き、日本人として初めて1位の座に就いた。

 英メディア「ギブミースポーツ」は「ウシク、イノウエ、スペンスJr. テレンス・クロフォードが自身のPFPトップ5を告白」との見出しで記事を掲載。米スポーツチャンネル「DAZN」のボクシング専門YouTubeチャンネルに出演したクロフォードの独自PFPを紹介した。

 クロフォードは1位に自分の名前を挙げた後、2位には「イノウエ」と話した。3位にウシク、4位にWBAスーパー&WBC&IBF世界ウェルター級統一王者エロール・スペンスJr.、5位に世界ライト級4団体統一王者デビン・ヘイニーを選出している。自分以外の最強選手として、井上を指名した格好だ。

 記事では井上について「ノニト・ドネアを叩きのめした」と3団体統一を伝え、ヘビー級の伝説的王者として知られるマイク・タイソン氏がかつて自身のポッドキャスト番組「ホットボクシング」で語っていた内容を紹介。「マイク・タイソンは彼を『凶暴』で『ヤバい奴だ』と語り、マニー・パッキャオ以上だと言っていた!」と実力を伝えていた。

(THE ANSWER編集部)


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