シャフリヤール出走の英G1で「衝撃的事態」 目隠し外れず大出遅れ→最下位に英紙仰天
英競馬のG1プリンスオブウェールズS(芝1990メートル)は15日、アスコット競馬場で行われ、アイルランドのステートオブレスト(牡4、J・オブライエン)が優勝した。日本ダービー馬のシャフリヤール(牡4、藤原)も出走し、注目を集めたレースの発走で、英国のロードノース(セン6、J&T・ゴスデン)にアクシデントが発生。ゲート内で外す予定だった目隠しのメンコ(覆面)が取れないうちにゲートが開き、大出遅れ。海外メディアも「悪夢の瞬間」と伝えている。
G1プリンスオブウェールズSでロードノースが出遅れ、原因は「チークピーシーズ」
英競馬のG1プリンスオブウェールズS(芝1990メートル)は15日、アスコット競馬場で行われ、アイルランドのステートオブレスト(牡4、J・オブライエン)が優勝した。日本ダービー馬のシャフリヤール(牡4、藤原)も出走し、注目を集めたレースの発走で、英国のロードノース(セン6、J&T・ゴスデン)にアクシデントが発生。ゲート内で外す予定だった目隠しのメンコ(覆面)が取れないうちにゲートが開き、大出遅れ。海外メディアも「悪夢の瞬間」と伝えている。
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まさかの出遅れで、最下位に沈んだ。目隠しのメンコをつけ、最後にゲート入りしたロードノース。しかし、発走で大きく出遅れた。鞍上のデットーリがゲートを出て、走り出した直後にメンコを投げ捨てた。なんと、メンコを外す前にゲートが開いてしまったのだ。ゲート内の映像では、デットーリがメンコを外そうとしたが、引っかかったしまったことが原因。ロードノースは出遅れが響き、最下位の5着になってしまった。
英専門紙「レーシングポスト」は「フランキー・デットーリが『衝撃的事態』に見舞われる 覆面を外し損ねる」との見出しで記事を掲載。「ITVレーシングの解説者で元ジョッキーのジェイソン・ウィーバー氏はアクシデントを『悪夢』と表現」と伝え、ウィーバー氏のコメントを伝えている。
同氏は「フランキー・デットーリは覆面に手をかけていたが、チークピーシーズに引っかかっていたんだ。外れたときには遅すぎた。馬はゲートが開いたのが見えなかった。衝撃的事態だ。悪夢の瞬間でチャンスはなかった」と原因を明らかにしたという。
また、英紙「デイリー・ミラー」は「フランキー・デットーリのロイヤルアスコットでの悪夢 60万ポンド(約9798万円)のレースでロードノースはスタートが見えなかった」との見出しで伝え、「フランキー・デットーリは、彼の馬がスタートを(覆面で)見られずロイヤルアスコットで悪夢を見た」と記していた。日本の期待を背負って出走したシャフリヤールは4着だった。
(THE ANSWER編集部)