大谷翔平、ノーノー阻止されたド軍投手は「少し笑ってしまった」 理由は右翼手の試み
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地ドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。相手先発タイラー・アンダーソン投手に9回1死までノーヒットノーランを継続されていたが、第4打席で右翼線三塁打を放ち、大記録を阻止した。アンダーソンは試合後「打たれた瞬間ヒットだと分かった」と語り、ダイビング捕球を試みた同僚に「少し笑ってしまったんだ」と明かしている。
ドジャース戦で大谷がノーヒットノーランを阻止
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地ドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。相手先発タイラー・アンダーソン投手に9回1死までノーヒットノーランを継続されていたが、第4打席で右翼線三塁打を放ち、大記録を阻止した。アンダーソンは試合後「打たれた瞬間ヒットだと分かった」と語り、ダイビング捕球を試みた同僚に「少し笑ってしまったんだ」と明かしている。
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大谷が屈辱の大記録を阻止した。エンゼルスはアンダーソンに8回まで四死球2つとエラー1つで無安打に抑え込まれ、最終回も先頭のトラウトが三振。あと2人となったところで打席に立った大谷は、高めに入ったボールを右翼線にはじき返した。右翼手ムーキー・ベッツが打球に飛び込むも及ばず。三塁打となり、敵地はため息とともにアンダーソンへ拍手を送った。
123球目で大記録を逃したアンダーソンは、試合後の会見で「打たれた瞬間ヒットだと分かった」と明かし、「でもムーキーの努力は嬉しかった。あれ以上のことは求められない。彼は素晴らしい守備者で素晴らしいチームメイト」と打球に飛び込んだベッツに感謝した。
ただ、ベッツのグラブは大谷の打球には全く届かなかったためか「彼がダイブした瞬間には少し笑ってしまったんだ。とても礼儀正しい行動だよね。でも(ボールは)かなり離れていたからさ」と回顧。会見場を笑いで包んでいた。アンダーソンは大谷に安打された後に降板。試合はエンゼルスが1点を返したが、1-4で敗れている。
(THE ANSWER編集部)