大谷翔平、15連敗阻止が生んだMLB“初”の偉業 「バカバカしいほど細かい」と米記者も注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、13日(日本時間14日)は試合なし。出場機会のなかった前日のメッツ戦から“連休”となった。先週は9日(同10日)のレッドソックス戦で12号決勝2ラン&4勝目をマークするなど投打に躍動。球団ワースト記録となっていたチームの連敗を「14」で止めた。
9日レッドソックス戦で15連敗を阻止
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、13日(日本時間14日)は試合なし。出場機会のなかった前日のメッツ戦から“連休”となった。先週は9日(同10日)のレッドソックス戦で12号決勝2ラン&4勝目をマークするなど投打に躍動。球団ワースト記録となっていたチームの連敗を「14」で止めた。
14連敗と泥沼状態のエンゼルスを救ったのは大谷だった。5回に投手として1点を失うも、その裏に自らのバットで逆転。1死一塁から左中間へ決勝2ランを放ってみせた。投げても今季最速101マイル(約162.5キロ)を計測するなど、160キロ超の剛速球を連発。スプリットでも三振を奪い、今季最長の7回を投げて久々の4勝目を記録した。
マウンド上やダイヤモンドを一周する際に感情を露わにし、連敗ストップに懸ける思いを見せていた大谷だが、この試合で“細かすぎる”記録を生んでいたようだ。MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者がツイッターで「知っていますか? ショウヘイ・オオタニは1969年以降、10連敗以上を喫しているチームの試合で本塁打を放ち、勝利投手になった最初の選手となりました」と伝えた。
50年以上の歴史において初だったという大谷の躍動。カストロビンス記者は「これが、私たちが野球を愛する理由です。バカバカしいほど細かくて具体的なスタッツですね。1時間もすれば忘れるでしょう」と、詳細なデータも出せるMLBならではの細かすぎるスタッツの紹介を締めくくっていた。
興味を持った米ファンからは「ショウヘイがショウヘイってまた歴史を作ったのね」「その通り」「誰かショウヘイの“最初の選手”という本を書いてくれ。1日中それを読む」とコメントが書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)