田中希実、廣中璃梨佳ら世界陸上へ会見 「東京五輪を超える」「自信を持って臨む」
7月のオレゴン世界陸上の代表に即時内定した一部選手たちが13日、大阪市内で会見した。12日まで行われたトラック&フィールド種目の日本選手権で、参加標準記録を突破した上で3位以内に入った選手が即時内定。大会から一夜明け、世界陸上に向けて抱負を述べた。
世界陸上の代表内定者が会見
7月のオレゴン世界陸上の代表に即時内定した一部選手たちが13日、大阪市内で会見した。12日まで行われたトラック&フィールド種目の日本選手権で、参加標準記録を突破した上で3位以内に入った選手が即時内定。大会から一夜明け、世界陸上に向けて抱負を述べた。
すでに内定していた選手に加え、今大会で男子8人、女子2人が内定した。各選手の主なコメントは以下の通り。
【選手名(種目・日本選手権成績・世界陸上出場回数)】
泉谷駿介(男子110メートル障害・優勝・2大会連続2度目※19年ドーハは当日欠場)
「ホッとした気持ちで少しワクワクしています。東京五輪で果たせなかった決勝進出に向けていいレースをしたい。東京五輪からまずは基礎から見直そうとやってきた。トレーナーさんと可動域を見直して、あとは変わらずウェートトレーニングなどを重点的にやってきました」
村竹ラシッド(男子110メートル障害・2位・初出場)
「今年の最大の目標が世界陸上出場だったのでホッとしている。初めてなのでチャレンジャーで挑める。その精神を忘れずにやりたい。決勝を目指して予選、決勝を頑張りたい。今回初出場で、今までテレビだったり、YouTubeだったり実際に一緒に走れる機会を得られて光栄。肌で体感できるいい機会だと思うので、これから世界で活躍できる糧にしたい」
黒川和樹(男子400メートル障害・優勝・初出場)
「今シーズンに入って自己ベストを更新できていないので、世界陸上で日本記録レベルを出して決勝に進みたい。(世界は)格が違いますが、しっかり追いつけるようにしたい。自分は東京五輪で決勝進出が目標だったけど、予選で敗退。体が動かない状態だった。しっかりちゃんとオレゴン世界陸上では、ちゃんとアップから自分らしさを出せるようにしっかり動いて、準決勝でしっかりタイムを出して決勝に残るのが目標です」
三浦龍司(男子3000メートル障害・優勝・初出場)
「日本選手権で優勝して内定できたけど、この1年は世界陸上を戦うことを目標にしていた。やっとスタートラインに立てる。課題はあるので世界に向けて課題を克服しないといけない。短い期間ですが、しっかりと仕上げて万全の状態で戦えれば。レース翌日は下半身を中心にダルさがあったけど、一日で疲労感がとれた。リセットして臨みたい」