錦織に敗戦ペール、序盤の猛攻に脱帽「とても厳しい出だし」「息もつけなかった」
テニスの全仏オープンは30日、男子シングルス2回戦で錦織圭(日清食品)は6-3、2-6、4-6、6-2、6-3のフルセットで世界ランク51位のブノワ・ペール(フランス)を下し、3回戦進出。大アウェーの中、2時間59分で地元選手を下した瞬間を大会公式ツイッターが動画付きで紹介するなど脚光を浴びているが、敗れたペールは錦織が試合序盤に見せた猛攻に脱帽している。フランス地元紙「レキップ」が報じている。
敗れたペールが錦織に賛辞「自分は苦境に直面してしまった」
テニスの全仏オープンは30日、男子シングルス2回戦で錦織圭(日清食品)は6-3、2-6、4-6、6-2、6-3のフルセットで世界ランク51位のブノワ・ペール(フランス)を下し、3回戦進出。大アウェーの中、2時間59分で地元選手を下した瞬間を大会公式ツイッターが動画付きで紹介するなど脚光を浴びているが、敗れたペールは錦織が試合序盤に見せた猛攻に脱帽している。フランス地元紙「レキップ」が報じている。
ワイルドなヒゲを蓄えたペール。2-2出迎えた最終セットの第9ゲームでフォアハンドをミスして万事休す。だが、ネット越しに錦織と固く手を握り合い、お互いの健闘を称え合った。勝者の錦織の名前がコールされると、地元ファンも日本のエースに対し、スタンディングオベーションを送っていた。
とりわけ、圧巻だったのは、第1セットの錦織の強さだ。記事によると、ペールは「ニシコリはとても厳しい出だしだった。ベースライン付近でプレーしていたが、自分は苦境に直面してしまった。息もつけなかったんだ」と振り返り、ベースラインからのラリーで錦織は試合序盤を完全に支配していたという。
ペールは第2セットから連取し、一時優勢に試合を進めた。しかし、崖っぷちに追い込みながら、最後は錦織の反撃に屈してしまった。