21歳・壹岐あいこ「あと1本」 200m組1着で決勝へ「自分の良さが出るレースを」
7月のオレゴン世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が11日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。東京五輪4×100メートルリレー補欠の21歳・壹岐あいこ(立命大4年)は、200メートル予選を24秒28(追い風0.1メートル)の組1着で通過。12日の決勝に進出した。
陸上・日本選手権
7月のオレゴン世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が11日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。東京五輪4×100メートルリレー補欠の21歳・壹岐あいこ(立命大4年)は、200メートル予選を24秒28(追い風0.1メートル)の組1着で通過。12日の決勝に進出した。
壹岐は1着で決勝を決めた。息を切らしながら取材対応。「走ってみると、疲労を感じて思うように動かなくて焦りがあった」としつつ、「前半は思い描いていたレース展開。めちゃくちゃ人がいるのはわからなかった。自分の走りはできたと思います」と振り返った。
2020年は関西インカレ200メートルで優勝し、100メートルでは日本インカレ2位に入った実績を持つ。昨年の日本選手権は100メートルで2位、200メートルは4位。今季は昨年優勝した5月1日の静岡国際で自己ベスト23秒62をマークした。5月26日の関西インカレは100メートルを11秒95(向かい風1.1メートル)で初優勝。4×100メートルリレーでも優勝に貢献し、2冠に輝いた。
今大会は世界陸上のリレー代表を狙っていた中、10日の100メートル決勝は11秒60(追い風0.6メートル)で6位。昨夏から抱える右膝痛もある中、200メートル決勝が今大会4本目だ。「あと1本。自分の良さが出るレースを」と上位を狙う。
(THE ANSWER編集部)