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「オオタニのワンマンショー」 15連敗阻止の12号&4勝目に敵地メディアはもうお手上げ

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で出場。打っては5回に10戦ぶりの12号逆転2ランを放ち、投げては7回4安打1失点と力投。5-2の勝利に貢献し、チームの連敗を「14」でストップさせた。決勝弾&4勝目をマーク。7連勝中だったレッドソックスを制圧したが、敵地メディアも「ソックスを切り裂いた」「オオタニのワンマンショー」と記事で二刀流の躍動を伝えている。

6回のピンチを脱出し、ガッツポーズするエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
6回のピンチを脱出し、ガッツポーズするエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

二刀流出場のレッドソックス戦、決勝12号&4勝目をマーク

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で出場。打っては5回に10戦ぶりの12号逆転2ランを放ち、投げては7回4安打1失点と力投。5-2の勝利に貢献し、チームの連敗を「14」でストップさせた。決勝弾&4勝目をマーク。7連勝中だったレッドソックスを制圧したが、敵地メディアも「ソックスを切り裂いた」「オオタニのワンマンショー」と記事で二刀流の躍動を伝えている。

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 エンゼルスがトンネルから抜けた。15連敗を阻止したのは、大谷の投打に渡る活躍だ。1点を追う5回1死一塁の第3打席、相手先発ピベッタが投じた甘い球を逃さない。やや高めの速球を左中間へはじき返し、逆転の12号2ランとした。一塁ベースを回ったところで拳を突き上げてガッツポーズ。力強く吠えた。

 投げても今季最速101マイル(約162.5キロ)を計測するなど剛速球を連発。スプリットでも三振を奪い、今季最長の7回を投げて久々の4勝目を記録した。エンゼルスはこの試合前まで球団史上ワーストの14連敗。7日(同8日)にはジョー・マドン監督が試合前に電撃解任され、6月は未だに勝利がなかったが、大谷がチームを救った。

 米マサチューセッツ州地元紙「ボストン・グローブ」は「ショウヘイ・オオタニが投打で圧倒 レッドソックスの連勝を7で止める」との見出しで記事を掲載。「先月フェンウェイパークで7回無失点、29の空振りを記録した歴史的登板の後、レッドソックスはオオタニとの再戦に準備万端だった。彼らはそれ以降リーグ最高の攻撃陣となったが、オオタニは再びソックスを切り裂いた」と伝えた。

 大谷は先月5日(同6日)、フェンウェイパークで投げては7回無失点11奪三振、打っては4打数2安打1打点と投打で躍動していた。米マサチューセッツ州地元メディア「マスライブ」も「オオタニがレッドソックスを圧倒 エンゼルスの連敗を14で止め、ボストンの連勝を7でストップした」との見出しで記事を掲載。「オオタニがレッドソックスを7回1失点に抑えた。彼は2ランもかっ飛ばした」と投打の躍動ぶりを伝えた。

 また米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」は「ショウヘイ・オオタニのワンマンショー エンゼルスのレッドソックス撃破に貢献」と見出しで大谷の独壇場を表現。「オオタニは何でもできる」「ショウヘイ・オオタニがどれほど驚異的な選手なのか、またもや世界に示した」と絶賛していた。

(THE ANSWER編集部)


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