小祝さくら、グリーン手前20y跳ねて2オン珍事 幸運のワケは「観客の方が教えてくれた」
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第2日が10日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開催された。3アンダーの10位から出た小祝さくら(ニトリ)は4バーディー、1ボギーの69で回って通算6アンダー。4位タイにつけた。インスタートの17番パー5(521ヤード)では、第2打がマンホールに大きく跳ねてグリーンオンする幸運があった。初日は、1度カップインしたボールが飛び出して15メートル戻るショットがあったが、連日のミラクルショット。小祝ワールドは、プレーでも全開だ。
宮里藍サントリーレディス第2日
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第2日が10日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開催された。3アンダーの10位から出た小祝さくら(ニトリ)は4バーディー、1ボギーの69で回って通算6アンダー。4位タイにつけた。インスタートの17番パー5(521ヤード)では、第2打がマンホールに大きく跳ねてグリーンオンする幸運があった。初日は、1度カップインしたボールが飛び出して15メートル戻るショットがあったが、連日のミラクルショット。小祝ワールドは、プレーでも全開だ。
17番パー5。小祝は、ピンまで残り230ヤードの第2打を3番ウッドで放った。ボールはグリーン手前で大きく跳ねて、ピン手前15メートルに2オン。小祝自身は状況が分からなかったという。
「あっ、これは(第2打が)左側にあったマンホールで跳ねたらしいです。20ヤードぐらい。最初、(ボールの行方が)打ったところから見えていなくて、『こんなの乗るのかな~』と思ったら、ギャラリーの方が教えてくれました」
このラッキーを生かして、小祝はバーディーをゲットした。
「前のホール(16番)で、同じ15メートルから3パットしていますが、17番もファーストパットを3メートルもショートしました。でも、それが入って良かったです」
初日の4番パー5(525ヤード)では、小祝が放った第3打が、着弾とともに「カコーン!」と音を立てた。弾道はピンの根元を刺しており、そのままカップインのスーパーショットかと思われた。しかし、ボールは勢いよく飛び出して15メートルも戻ってしまった。
このショットについて、小祝は「まあ、運がまあなかったということで」と気に留めていなかったが、一夜明けてのラッキーには「ビックリしました」とニコリ。「ボギーの後ですし、パー5だったのでバーディーになって良かったです」と少し声を弾ませた。
(THE ANSWER編集部)