井上尚弥との4団体統一戦「願わなければ愚か者」 対抗王者バトラー「日本でやりたい」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功。4団体統一の偉業に王手をかけた。残るWBOのベルトを保持するポール・バトラー(英国)は、試合から一夜明けてコメントを発表。「日本で試合をしたい。そう願わなければ愚か者だと思う」「10月頭には準備ができている可能性もある」と井上との対戦を熱望している。
井上はドネア戦勝利で3団体統一、残るWBOベルトはバトラーが保持
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功。4団体統一の偉業に王手をかけた。残るWBOのベルトを保持するポール・バトラー(英国)は、試合から一夜明けてコメントを発表。「日本で試合をしたい。そう願わなければ愚か者だと思う」「10月頭には準備ができている可能性もある」と井上との対戦を熱望している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
夢の4団体統一戦へ、相手も乗り気だ。難敵ドネアを開始わずか264秒で沈めた衝撃の試合から一夜明け、バトラーは所属する興行会社「プロベラム」を通じてコメントを発表した。
試合直後から海外メディアを通じて井上戦を歓迎する言葉が伝えられていたが、この度発表されたコメントでは「日本で試合をしたい。そう願わなければ愚か者だと思う」「もし試合がここ(英国)で行われてもそれはそれで良い。でも試合が日本で行われることで数多くを得るなら、それが自分の望むところだ」と、日英を問わず試合を行いたい意向を示している。
「両陣営での交渉が続くことを祈っている」とも語っているバトラーは、試合開催時期に関しては「今からだと、(試合までには)少なくとも12週は必要だ」「スルタン戦以降ジムには戻っていない。でも10月頭には準備ができている可能性もあるよ」と具体的な時期にも言及している。
井上陣営は国内外にかかわらず、年内の4団体統一戦開催を実現させる方針。4団体統一戦が実現しなければスーパーバンタム級に上げる方針は変わらないが、対抗王者も前向きな姿勢であるだけに、大一番の実現に期待は高まる。
(THE ANSWER編集部)