圧勝の井上尚弥に懲りない問題児カシメロが挑発「もう一度言う。お前は日本の亀だ!」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功。4団体統一の偉業に王手をかけた。元WBOバンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)はドネアを慰め、井上に祝福の言葉を送った一方、自身のYouTubeでは「お前はモンスターではない」と挑発している。
SNSで井上を祝福、ドネアに労いを寄せるもYouTubeでやりたい放題
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功。4団体統一の偉業に王手をかけた。元WBOバンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)はドネアを慰め、井上に祝福の言葉を送った一方、自身のYouTubeでは「お前はモンスターではない」と挑発している。
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12ラウンドを戦った2年7か月前とは異なり、264秒で宿敵・ドネアを倒した井上。圧倒的な力の差を見せつけた試合となったが、両者を過去にかき乱した“問題児”がコメントを残している。
カシメロの言葉を紹介したのはフィリピンメディア「スピン」。記事によると、カシメロは自身のフェイスブックページで、同胞のドネアに対して慰めの言葉を送った一方、これまで散々挑発してきた井上に祝福の言葉をタガログ語で述べているとのことだ。
しかし、自身のYouTubeチャンネルで試合後に投稿した動画では相変わらずの行動に出た。WBOのベルトを持ちながら「ナオヤ・イノウエ、お前はモンスターではない! もう一度言う。お前は日本の亀だ!」と挑発する様子が収められており、真意は定かではない。
カシメロは井上と2020年に試合を行う予定だったが、新型コロナ禍の影響で中止に。その後、自身のSNSで井上を散々挑発するなど、物議を醸した。ドネアとも21年に拳を交える予定だったが、カシメロがドーピング検査拒否を示唆したことを引き金に、ドネアが試合をキャンセル。4月にはポール・バトラー(英国)との5度目の防衛戦を規律違反により試合は中止となり、正規王座を剥奪されていた。
(THE ANSWER編集部)