稲見萌寧が今季初V王手「差を広げられるように」 昨季賞金女王が完全復活かけてV争い
女子ゴルフの国内ツアー、リシャール・ミル ヨネックスレディスは4日、新潟・ヨネックスCC(6475ヤード、パー72)で第2日が行われた。首位タイで出た昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算6アンダーの単独首位。2位に2打差とし、昨年11月の伊藤園レディス以来7か月ぶりとなる今季初優勝に王手をかけた。
リシャール・ミル ヨネックスレディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー、リシャール・ミル ヨネックスレディスは4日、新潟・ヨネックスCC(6475ヤード、パー72)で第2日が行われた。首位タイで出た昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算6アンダーの単独首位。2位に2打差とし、昨年11月の伊藤園レディス以来7か月ぶりとなる今季初優勝に王手をかけた。
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稲見は6、7番で連続バーディー。勝みなみを追う展開だったが、10、11番の連続バーディーで単独首位に立った。14番パー3はグリーンを外し、木の陰に隠れたライの悪いラフに打ち込んむ大ピンチ。勢いよく転がったアプローチはピンを大きくオーバーするかと思われたが、ピンに当たってストップした。2メートル弱のパットを沈めてナイスパー。16番でボギー、17番で痛恨のダブルボギーを叩いたが、最終18番でバーディーを奪い取った。
会見では「全体的に上手く回れていた」と振り返った。17番は「風が舞っていたので読みづらかった」と説明。「今年初めてトップ(で最終日)なのでこの2打差を縮められないように、差を広げられるように頑張りたい」と意気込んだ。最高の位置で最終日を迎えるが、ゴルフの内容は満足していないようだ。
「ショットはついていたけど、ちょっと違和感がある。そんなにいい感覚ではなくても寄っているのもあるので、結果やスコアは関係なしに60点くらいですかね。パットはもったいないのもあったけど、嫌なラインを決められた。少しよくなっていると思う」
昨季終盤は腰痛に悩まされ、今季はトレーナーを変更してシーズンに入った。しかし、複数回変更した末、昨季までのトレーナーと再契約。5月は3位、3位、2位。前週は21位だったが、上り調子だった。今季14戦目で見えてきた優勝。完全復活をかけて戦う。
2打差の2位は岩井千怜、勝みなみ、吉田優利。3打差の5位に山下美夢有がつけた。2アンダーの6位で藤田さいき、穴井詩、高橋彩華が追う展開となった。
(THE ANSWER編集部)