体重超過のボクシング3団体王者「作戦。わざとやったんだ」 再計量はドヤ顔のパス
ボクシングの世界ライト級(61.2キロ以下)4団体王座統一戦が5日、オーストラリア・メルボルンで行われる。4日は前日計量が行われたが、WBAスーパー&IBF&WBO王者ジョージ・カンボソスJr.(オーストラリア)が135.36ポンド(約61.4キロ)でリミットを0.2キロ上回る体重超過。再計量をクリアし、「わざとやったんだ」とドヤ顔を見せた。米興行大手・トップランク社が動画を公開。海外ファンから「嘘つけ」「いいね」と注目が集まった。対戦相手のWBC王者デビン・ヘイニー(米国)は134.92ポンド(約61.19キロ)で一発パスした。
ジョージ・カンボソスJr.が0.2kg超過、再計量でパス
ボクシングの世界ライト級(61.2キロ以下)4団体王座統一戦が5日、オーストラリア・メルボルンで行われる。4日は前日計量が行われたが、WBAスーパー&IBF&WBO王者ジョージ・カンボソスJr.(オーストラリア)が135.36ポンド(約61.4キロ)でリミットを0.2キロ上回る体重超過。再計量をクリアし、「わざとやったんだ」とドヤ顔を見せた。米興行大手・トップランク社が動画を公開。海外ファンから「嘘つけ」「いいね」と注目が集まった。対戦相手のWBC王者デビン・ヘイニー(米国)は134.92ポンド(約61.19キロ)で一発パスした。
3つのベルトを持つ王者がなんとか計量をクリアした。カンボソスJr.は最初にパンツ姿で計量台へ。しかし、クリアはできず“全裸”で臨んだ。関係者が下半身をタオルで覆い隠したものの、0.2キロオーバー。2時間の猶予が与えられた末、134.49ポンド(約61.0キロ)でパスした。会場でのインタビューでは、ドヤ顔でこう答えた。
「相手に誤った情報を与える作戦だよ。騙したんだ。それをやってやった。理由があったんだ。明日は俺を信じてくれ」
陽動作戦だと強調したカンボソスJr.。インタビュワーに「1回目に計量を失敗したけど、動揺はあった?」と問われると、「作戦だよ。わざとやったんだ」と返した。ホームのファンから歓声を浴びてウインクで返す余裕も。「減量するために何をやったんですか?」と聞かれ、「トイレに行っただけ。シンプルさ。これからコーヒーを飲むぜ! また明日な!」と明かした。
質問に答える様子の動画を公開したのは、トップランク社公式ツイッター。海外ファンからは「嘘つけ」「こいつを倒せ!」「わざとやったなら試合前に言う必要がない」「減量に失敗したんだぞ。作戦じゃない」「いいね。これが彼のキャラクター」「爆笑」「こいつ明日負けるね」と驚きの声が上がった。
(THE ANSWER編集部)