“渋野日向子似”と話題の木下彩が暫定4位浮上 山口の方言で手応え「やおくて助かった」
国内女子ゴルフツアーのリゾートトラストレディス第2日が27日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で行われた。昨夜からの悪天候でスタート時間が午前8時から同11時30分に変更。15位から出た木下彩(長府製作所)は、練習拠点のコースと似たアンジュレーションのあるグリーンに対応し、5バーディー、1ボギーの68で回って通算6アンダー。暫定4位につけた。
リゾートトラストレディス第2日
国内女子ゴルフツアーのリゾートトラストレディス第2日が27日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で行われた。昨夜からの悪天候でスタート時間が午前8時から同11時30分に変更。15位から出た木下彩(長府製作所)は、練習拠点のコースと似たアンジュレーションのあるグリーンに対応し、5バーディー、1ボギーの68で回って通算6アンダー。暫定4位につけた。
4月のフジサンケイレディスクラシックで上位につけたことで、同期の渋野日向子(サントリー)に似ていると話題になった23歳。好調なショットを武器に悲願のツアー初優勝を狙う。暫定首位には通算8アンダーの小祝さくら(ニトリ)が立った。この日は60人がホールアウトし、20組59人は日没サスペンデッドでプレーを中断。28日には、第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われる。
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木下は「今日はグリーンがやおかった」と言った。生まれ育った山口県の方言で「やわらかい」の意味だ。
「私は(ショットの)ボールが止まらないので、やおくて助かりました。ショットも調子が良かったです」
昨夜からの大雨で競技開始が午前8時から同11時30分に変更され、木下も時間を持て余したという。
「いや~、暇過ぎてホテルのコインランドリーで洗濯していました」
4月のフジサンケイレディスクラシックで6位に入り、「渋野に似ている」と話題になった。ともに1998年度生まれの「黄金世代」で、中学時代からの友達同士。渋野が米女子ツアーから一時帰国し、前週のブリヂストンレディスに出場していたことも知っていたが、「トイレで一瞬だけ会いました。『お~、元気?』という感じ」で言葉を交わしたという。
フジサンケイレディスクラシック以来、予選落ちはなくショットは好調を維持。今大会、多くの選手が苦しむアンジュレーションに富んだグリーンについても「所属の下関ゴールデンGC(山口・下関市)に似ているので、私はやりやすかったです」と言った。
残り2日に向けては「1つでもスコアを伸ばせれば」と謙虚だったが、米国にいる渋野に「勝利」のニュースを届けるべく、目の前に一打に懸けていく。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)