大谷翔平、敵地放送席を沈黙させた135m弾 25秒後に力なくレポート「疑う余地はない」
米大リーグのエンゼルスの大谷翔平投手が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の先頭打席で6試合ぶりの9号本塁打を放った。節目の日米通算150号は今季最長の135メートル弾。敵地中継局の放送席では約25秒も沈黙し、「疑う余地なしの一撃」と力なく伝えていた。
アスレチックス戦で先頭打者弾、日米通算150号をマーク
米大リーグのエンゼルスの大谷翔平投手が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の先頭打席で6試合ぶりの9号本塁打を放った。節目の日米通算150号は今季最長の135メートル弾。敵地中継局の放送席では約25秒も沈黙し、「疑う余地なしの一撃」と力なく伝えていた。
大谷は相手左腕コール・アービンのカーブを強振。豪快な打球は中越えの先頭打者弾となった。今季自己最長の443フィート(約135メートル)。敵地オークランドの中継局「NBCスポーツ・カリフォルニア」の放送席では、「高くセンター深く上がりました。(中堅手の)パチェが下がりますが、入った……」と、実況がグングン伸びる打球の行方を力なくレポートした。
エンゼルスタジアムがお祭り騒ぎの中、ダイヤモンドを軽やかに回る大谷を映し出しながら、実況席は約25秒間も沈黙。衝撃の大きさを物語っていた。大谷はダグアウトに戻る直前、青空にヘルメットを両手で突き上げ、カウボーイハットを満面の笑顔で被った。ここでようやく口を開いた実況は「疑う余地なしの一撃は、オオタニの今季9号です」と称えた。
日米通算150号に到達した大谷は、8回の第5打席で内野安打を放ち、5打数2安打1打点。チームは4-1で2連勝を飾った。
(THE ANSWER編集部)