20歳西郷真央、10戦5勝はツアー史上最速の快挙 通算5勝目も宮里藍に次ぐ史上2位の若さ
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。首位から出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダーで優勝した。
ブリヂストンレディス最終日
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。首位から出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダーで優勝した。
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これで西郷はツアー初優勝を飾った開幕戦のダイキンオーキッドレディスから出場10試合で早くも今季5勝目。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によると、5勝達成に要した試合数は、2004年の不動裕理(11試合)を上回り、史上最速の快挙となった。また、通算でも5勝目となり、これは2004年の宮里藍(19歳127日=50試合)に次ぐ2位(20歳226日=60試合)の年少記録となった。
この日は前半でスコアを1つ落として折り返し、稲見萌寧に逆転を許した。それでも、1つバーディーを奪って迎えた16番パー5で右ラフから第2打でウッドを強振。グリーン左バンカーに運ぶ攻めで、チップインイーグルを奪った。この時点で首位で4人が並ぶ大混戦から抜け出し、最終18番もバーディー締め。
表彰式の優勝スピーチでは「今日は前半すごく苦しい展開が続きました。その中、ギャラリーの方から『今は耐え時だぞ』と声を掛けられました」と声援に感謝。「後半、耐えて耐えてやっと流れが向いてきて、イーグルを獲ることができました。最後まで頑張って良かったです」と話し、「これからも頑張ります。今日は本当にありがとうございました」とさらなる飛躍を誓った。
(THE ANSWER編集部)