20歳西郷真央、逃げ切りVでもう今季5勝目! 2週連続予選落ちから師匠ジャンボの助言で復活
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。首位から出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディー、1ボギー、通算13アンダーで逃げ切り、早くも今季5勝目を挙げた。開幕7戦4勝とロケットスタートから直近2戦は予選落ち。しかし、師匠・尾崎将司の助言で瞬く間に復活した。稲見萌寧が通算11アンダーで2位、青木瀬令奈と山下美夢有が通算10アンダーで3位だった。
ブリヂストンレディス最終日
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。首位から出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディー、1ボギー、通算13アンダーで逃げ切り、早くも今季5勝目を挙げた。開幕7戦4勝とロケットスタートから直近2戦は予選落ち。しかし、師匠・尾崎将司の助言で瞬く間に復活した。稲見萌寧が通算11アンダーで2位、青木瀬令奈と山下美夢有が通算10アンダーで3位だった。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
西郷は前半バーディーを獲れず、4番パー4のボギーでスコアを1つ落として折り返した。稲見萌寧に逆転を許し、一時は首位を明け渡す展開に。13番パー4でこの日初バーディーも、14番では第1打を右にプッシュ。しかし、第2打を木がせり出す枝の下を通す低弾道ショットでナイスオン。ピンチを抜け出した。16番パー5も右ラフから第2打でウッドを強振。グリーン左バンカーに運ぶ攻めで、チップインイーグルを奪った。この時点で首位で4人が並ぶ大混戦から抜け出した。
今季は開幕戦のダイキンオーキッドレディスで悲願の初優勝を飾ると、4月のパナソニックオープンレディースまで7戦4勝と圧倒的な強さを発揮していた。しかし、以降はまさかの2週連続予選落ち。復活のきっかけになったのは師匠ジャンボ尾崎の助言だった。15、16日に2日かけて指導を受け、不安定だったショットを修正。前日のラウンド後は「ジャンボさんからの(スイングの)教えを生かして頑張りたいです」と話していたが、その言葉通り、最高の結果を残した。
表彰式の優勝スピーチでは「今日は前半すごく苦しい展開が続きました。その中、ギャラリーの方から『今は耐え時だぞ』と声を掛けられました」と声援に感謝。「後半、耐えて耐えてやっと流れが向いてきて、イーグルを獲ることができました。最後まで頑張って良かったです」と話し、「これからも頑張ります。今日は本当にありがとうございました」とさらなる飛躍を誓った。
【ブリヂストンレディス最終日上位結果】
1位 西郷 真央 -13
2位 稲見 萌寧 -11
3位 青木 瀬令奈-10
3位 山下 美夢有-10
5位 申 ジエ -9
6位 上田 桃子 -7
7位 有村 智恵 -6
8位 黄 アルム -5
8位 林 菜乃子 -5
8位 サイ ペイイン -5
(THE ANSWER編集部)