棄権のウッズ、米記者が目撃した競技後の紳士的行動「脚が痛くて仕方ないはずなのに…」
男子ゴルフの海外メジャー第2戦、全米プロ選手権でタイガー・ウッズ(米国)が取った行動に米記者が注目した。自動車事故により右脚に痛みを抱えながら、21日(日本時間22日)の第3ラウンド後、スコアラーにサインをするなど紳士的対応。「タイガーは(脚が)痛くて仕方ないはずなのに……」と伝えた。
全米プロ選手権第3ラウンド後に…
男子ゴルフの海外メジャー第2戦、全米プロ選手権でタイガー・ウッズ(米国)が取った行動に米記者が注目した。自動車事故により右脚に痛みを抱えながら、21日(日本時間22日)の第3ラウンド後、スコアラーにサインをするなど紳士的対応。「タイガーは(脚が)痛くて仕方ないはずなのに……」と伝えた。
タイガーはこの日、「79」と大きく崩れ、通算76位タイに。最終日を棄権した。大会中も自動車事故による右脚の痛みが残っていると明かしており、3日間で54ホールを回って状態が心配される。そんな中、ラウンド後に意外な行動を取っていたようだ。
米専門誌「ゴルフダイジェスト」のダン・ラパポート記者は「タイガーは痛くて仕方ないはずなのに、時間を取って(同組の)ショーン・ノリスのキャディーと写真に納まり、スコアラーの帽子にサイン」とツイートした。
そして、1枚の写真をアップ。しっかりと立った状態で組についたスコアラーの男性に対し、白のキャップにサインをしている。ツイートによると、ノリスのキャディーは「最高だよ。とにかく素晴らしい」とラウンドできたことに感激していたという。
やはり、タイガーがコースにいるだけで存在感は別格。ギャラリーの注目が集まり、同伴競技者やスタッフまでも虜にする。まずは負荷のかかった身体を休め、1日でも早く万全な状態でプレーできることを楽しみに待ちたい。
(THE ANSWER編集部)