17歳新星の女子高生ゴルファー 身長175cmの馬場咲希は夢も大きく「海外メジャーV」
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第3日が21日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。19位から出た馬場咲希(日本ウェルネス高2年)は、1バーディー、1ボギーの72で回って通算1アンダー。順位は22位に落としたが、同組の36歳・横峯さくら(エプソン)を上回る飛距離と高弾道のショットで会場を沸かせた。身長175センチで将来の夢は「海外メジャー優勝」。伸び盛りの17歳は全米女子オープン日本予選会を突破しており、6月2日から本大会に臨む。
ブリヂストンレディス第3日
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第3日が21日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。19位から出た馬場咲希(日本ウェルネス高2年)は、1バーディー、1ボギーの72で回って通算1アンダー。順位は22位に落としたが、同組の36歳・横峯さくら(エプソン)を上回る飛距離と高弾道のショットで会場を沸かせた。身長175センチで将来の夢は「海外メジャー優勝」。伸び盛りの17歳は全米女子オープン日本予選会を突破しており、6月2日から本大会に臨む。
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女子ゴルフ界に高身長の新星が現れた。ドライバーの飛距離は270ヤード、アイアンショットも得意。第2日を68で回った馬場は密かに思っていた。
「この調子なら、優勝を狙えるかも。頑張ろう」
だが、現実は甘くはなかった。この日はバーディーパットが決まらず、72でホールアウト。それでも、テレビで見ていた横峯とプレーできたことも含め、初々しくコメントした。
「(横峯の)いろんな技を見られて、衝撃を受けました。お話もさせてもらいました。キャディーをしていた私の父にも、横峯さんと(キャディーの)旦那さんが、『(1歳の)息子をプロゴルファーに育てるのはどうすればいいでしょうか』と聞かれていました(笑)」
東京生まれで、5歳でゴルフを始めた。幼少期からコーチに習ってドローヒッターになった。しかし、中2から別のコーチにも指導を受けてフェードも会得したという。
「将来、海外にも挑戦したいので、フェードも打てるようにしました。夢は海外メジャー優勝。憧れはネリー・コルダ選手です」
稲見萌寧と争い、東京五輪金メダリストになったコルダは177センチで圧倒的な飛距離を武器にする。全米女子オープンの会場では顔を合わせることになるが、馬場は屈託ない笑顔で言った。
「(決勝ラウンドで)コルダ選手と同じ組になるように上位に入りたいです」
そのためにも勢いをつけるべく、今大会最終日は自身のベストプレーを目指す。
(THE ANSWER編集部)