井上尚弥、英王者も「恐い、恐い男だ」と慄くKO劇 3年経過でも衝撃「どれだけの人が…」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で、当時のIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に2回TKO勝ちしてから日本時間19日でちょうど3年が経過したが、IBF世界フライ級王者サニー・エドワーズ(英国)は当時の映像を振り返りつつ「恐い、恐い男だ」と改めて衝撃を受けている。
IBF世界フライ級王者がロドリゲス戦を回顧
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で、当時のIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に2回TKO勝ちしてから日本時間19日でちょうど3年が経過したが、IBF世界フライ級王者サニー・エドワーズ(英国)は当時の映像を振り返りつつ「恐い、恐い男だ」と改めて衝撃を受けている。
欧州デビュー戦のインパクトは、今も忘れられていない。スコットランド・グラスゴーでのロドリゲス戦。2ラウンド開始30秒で、井上の左フックが顔面をとらえた。たまらずダウンしたロドリゲス。立ち上がったが、井上は間髪入れずに強烈なボディショットを浴びせた。再びダウンしたロドリゲスは茫然自失の表情。結局3度目のダウンの後、レフェリーが試合を止めた。
相手を圧倒したKO劇から3年、ツイッターで反応したのはエドワーズだった。バンタム級から2つ下の階級で18戦全勝を誇る26歳。「恐い、恐い男だ」と、KOシーンに注目した。また、「イノウエは身長165センチだから、事前練習もなしに(ロドリゲスが)手玉に取れる可能性もあった、という意見にどれくらいの人がこれで説得されたんだろうか」と、身長差があることで井上が不利とする意見もあったことを皮肉っていた。井上は6月7日、WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座統一戦に挑む。
(THE ANSWER編集部)