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剛速球169キロと比較で騒然 MLB初登板42歳の“魔球”に米反響「どっちも打てない」

米大リーグ・カージナルスの42歳アルバート・プホルス内野手が、15日(日本時間16日)のジャイアンツ戦で22年目にしてピッチャーとして初登板を果たした。大量リードの9回に登板し、15-6の勝利を締めくくったが、山なりのゆる~いボールには米国の投球分析家も注目。「どっちも打てない」「プホルス、エグい」と米ファンからもコメントが書き込まれている。

22年目にしてピッチャーとして初登板を果たしたカージナルスのアルバート・プホルス【写真:ロイター】
22年目にしてピッチャーとして初登板を果たしたカージナルスのアルバート・プホルス【写真:ロイター】

プホルスが22年目でメジャー初登板

 米大リーグ・カージナルスの42歳アルバート・プホルス内野手が、15日(日本時間16日)のジャイアンツ戦で22年目にしてピッチャーとして初登板を果たした。大量リードの9回に登板し、15-6の勝利を締めくくったが、山なりのゆる~いボールには米国の投球分析家も注目。「どっちも打てない」「プホルス、エグい」と米ファンからもコメントが書き込まれている。


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 通算681本塁打を誇る大打者プホルスが、27球を投じた。13点リードの9回からマウンドに上り、2被弾するなど4失点したものの、最後の打者を内野ゴロに打ち取ってゲームセット。50マイル(約80.5キロ)に満たない山なりのボールを投げ続け、チームに貢献した。

 試合中継を担当した米スポーツ専門局「ESPN」の実況席では、「いまの球は落ちましたね。“重力”と呼ばれるものです」となどと“魔球”を命名。現地メディアも登板を続々と報じていたが、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏もツイッターで投球に注目していた。

 プホルスが最後に投じた47マイル(約75.6キロ)のボールと、同僚の快速球右腕ジョーダン・ヒックスが投じた105マイル(約168.9キロ)を並べて再生。球速は全く違うが、同じくゴロを打たせた2人には「何回も見返してしまう」「美しい」「面白い」「プホルス、エグい」「どっちも打てない」「プホルスの球が届いたとき、ヒックスは送球を待ってる(笑)」「めまいがするけど楽しい」などと米ファンの反響が集まっている。

(THE ANSWER編集部)

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