こんなことってある!? フェンス直撃の打球が…「100万回に1回」の珍二塁打に米興奮
米大リーグで実に珍しい二塁打が生まれた。打球が中堅フェンス最上部の継ぎ目に“挟まる”ハプニングが発生。このシーンをMLBが公式インスタグラムで公開し、話題を呼んでいる。
ツインズのドージャーの打球がフェンス最上部の継ぎ目に“挟まる”ハプニング
米大リーグで実に珍しい二塁打が生まれた。打球が中堅フェンス最上部の継ぎ目に“挟まる”ハプニングが発生。このシーンをMLBが公式インスタグラムで公開し、話題を呼んでいる。
世にも珍しいツーベースだ。23日(日本時間24日)のツインズ-タイガース戦だった。初回。タイガースに1点を先制された直後のツインズの攻撃。先頭のブライアン・ドージャーがフルマーの96マイル(約154キロ)を捉えた打球は快音を残し中堅方向へ飛んだ。
大きな当たりはぐんぐん伸び、中堅手のマーティンも背走でボールを追うが、最後はあきらめ見送った。本塁打か――。打球はフェンス最上部に直撃。だが柵は越えてはいない。しかし落ちてもこない。なんとフェンスの継ぎ目に挟まるように、ボールがめり込んだのだ。
これはどうなんだ!? とばかりにアピールし、ボールを“引っこ抜く”マーティン。ドージャーはすでに三塁を回り、本塁へ向かおうとしていたが、結局、記録はグラウンドルールダブル(日本でのエンタイトルツーベース)となった。
もし打球がもう少しだけ低く、フェンスからきちんと跳ね返っていたなら、最低でも三塁打は確実だっただけに、ドージャーにとっては痛い、タイガースにとってはラッキーな結果となった。