ベラトール渡辺華奈、2位猛者も“降参”した鮮やか一本に日米称賛「世界レベルだ」
米総合格闘技団体「ベラトール」は13日(日本時間14日)、英ロンドンで「BELLATOR 281」を開催し、女子フライ級3位の渡辺華奈(FIGHTER'S FLOW)が同級2位のデニス・キールホルツ(オランダ)に1本勝ちを収めた。11か月ぶりの再起戦で鮮やかなトライアングルチョークを決めた渡辺に、日米ファンから「芸術性ある勝利」「やっぱり世界レベルに強い」と称賛されている。
11か月ぶり復帰戦で2位選手に勝利
米総合格闘技団体「ベラトール」は13日(日本時間14日)、英ロンドンで「BELLATOR 281」を開催し、女子フライ級3位の渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)が同級2位のデニス・キールホルツ(オランダ)に1本勝ちを収めた。11か月ぶりの再起戦で鮮やかなトライアングルチョークを決めた渡辺に、日米ファンから「芸術性ある勝利」「やっぱり世界レベルに強い」と称賛されている。
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華麗に再起を果たした。2ラウンド残り2分25秒、強者キールホルツにマウントを取られそうになると、渡辺が下から三角締めを仕掛けた。立ち上がって逃れようとする相手に、脚を深く絡めて締め上げていく。これにはキールホルツもたまらずタップで“降参”。渡辺は「うわあ゛ー」と言葉にならない咆哮とともに、両手を挙げながら歓喜。陣営も感極まった表情で勝利を称えた。
ベラトール公式ツイッターが実際の動画を公開。文面には「kana」と記した。一本勝ちに米ファンからは「最高のカムバック」「芸術性ある勝利」「美しい」「見ていて楽しかった」と称賛が寄せられたほか、日本人ファンからも「やっぱり世界レベルに強い」「日本の誇り!」「2位に一本勝ち!」「久しぶりに朝起きていいニュースが見れた気がする」「まじ強い!」「下から三角は総合の浪漫」と反響を集めていた。
33歳の渡辺は、柔道をバックボーンに持つ格闘家。19年12月にベラトール初参戦で現在までに3戦2勝1敗。昨年6月にリズ・カムーシュにKO負けし、プロ初黒星を喫していた。復活劇は日米で注目を浴びていた。
(THE ANSWER編集部)