メジャー女王・山下美夢有、V争い中の「胃痛」を告白「最終パットを決めて治まった」
女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。前週、国内メジャー初優勝を果たした20歳の山下美夢有(加賀電子)は前日会見に臨んだ。
ほけんの窓口レディースが13日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。前週、国内メジャー初優勝を果たした20歳の山下美夢有(加賀電子)は前日会見に臨んだ。
山下は全米女子オープンを制した笹生優花(ICTSI)、今季4勝の西郷真央(島津製作所)と同じ2001年度生まれの「新世紀世代」と呼ばれる学年。前週はワールドレディスサロンパス杯でメジャー初優勝を大会史上初の完全Vで飾った。前週最終日以降は祝福のメッセージが殺到。応援に駆け付けた家族とともに会場の茨城から地元の大阪まで車で帰宅し、深夜3時になった。翌9日には、母への誕生日プレゼントとして指輪を購入したという。
優勝争いでは「最終日は後半から胃が痛かった。全然治らなかったけど、最終ホールでパットを決めて治まった」と初めての経験を告白。「本当に長かったけど、終わった後は本当に疲れが一気に出た。神経を使っていたのでダルさがあった」と振り返った。前週のメジャーと違い、今週はグリーンのスピードに違いがあり「先週から変わらず調子はいいと感じていますが、そこが難しいと思う」と警戒した。
「(今週は)5メートルのパットだと、感覚では8メートルを打つ感じ。でも、遅いからといって入るわけではないので距離感を出せたら。砲台グリーンもあるので縦の距離感が大事。チャンスホールも多いのでそこでバーディーをしっかり獲れたら」
初日は西郷、昨年女王の大里桃子(伊藤園)と同組。ツアー通算3勝目へ「複数回優勝が目標なので、まずはそこを目指していけたら。まずはアンダーパーを目指して3日間戦いたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)