女子ゴルフ昨年女王・大里桃子、“脱・完璧主義者”でV2へ「怒らずに自分を許したい」
女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。23歳の昨年女王・大里桃子(伊藤園)は、前日会見で“脱・完璧主義者”を誓った。
ほけんの窓口レディースが13日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。23歳の昨年女王・大里桃子(伊藤園)は、前日会見で“脱・完璧主義者”を誓った。
小雨の中でプロアマ戦を終えた。大里は「(優勝から)もう1年経ったのかと思います。去年まで特に得意コースではなかったです。今も得意とは言えませんが、初年度から良くなっている。いいイメージはあります」とコースの印象を吐露。「去年よりグリーンが遅い。明日も雨なので速くならないと思う。ショット勝負になると思う」と明かした。
昨年大会は悪天候で36ホールの短縮競技となった中、ささきしょうことのプレーオフ(PO)を制して逆転優勝。2018年8月以来2年9か月ぶりのツアー通算2勝目を飾った。賞金ランク12位に入り、シード権を獲得。3勝目には届いていないが、今季は10試合中トップ10に2度入っている。前週は9位だった。
「先週も凄く調子がよかったわけでないですが、持ち味の耐えるゴルフがメインとなるコースだった。うまく耐えられて上位に入ることができた。悪いなりにスコアをまとめられているので、そこは去年より成長できている。課題はメンタルだと思います。ちょっと完璧主義者なところがあって、うまくいかないと萎えるところがあった。そこをどう我慢するか。自分を許すというか、失敗してクヨクヨしない、怒らずに自分を許すよう心掛けたい」
渋野日向子らと同じ1998年度生まれの黄金世代。初日は西郷真央(島津製作所)、山下美夢有(加賀電子)と同組となった。「連覇をめっちゃ狙っているってわけではないですが、うまく上位に絡めたら。明日は雨なので、しっかりいいショットをフェアウェーに持っていって耐えながらチャンスで伸ばしていきたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)