レイズ戦で2発、前日はサヨナラ劇を演出

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、9日（日本時間10日）の本拠地レイズ戦で自身初の満塁本塁打を含む3安打5打点をマーク。前日8日（同9日）のナショナルズ戦では、9回に同点の2点適時打を放ち、俊足でサヨナラのホームを踏むなど活躍が続いている。ロサンゼルスの地元放送局は、サヨナラ生還で目立った大谷の快足に脚光。「タイヤが付いている」とそのスピードを伝えている。

　レイズ戦では圧巻の2本塁打と爆発した大谷。前日は足で魅せた。9回に同点の2点二塁打を放つと、続くレンドンの中前打で一挙本塁へ。中堅手は強肩と俊足が売りのロブレスで、ホーム上に強い送球を返したが、大谷の足が勝り間一髪セーフ。サヨナラ勝利を掴んだ。

　ロサンゼルスの地元中継局「バリースポーツ・ウエスト」は、ホーム側から大谷の走りっぷりを撮影した動画を公開。レンドンが打球を前に飛ばした直後に反応良く走り出し、鮮やかなスライディングで生還したことを伝えるとともに、「180フィートを6.85秒で。ショウヘイにはタイヤが付いている」とインパクトから僅か6.85秒でホームインしたことも紹介した。