大谷翔平、登板中のマウンドで気づいた忘れ物 米反響「親近感がありすぎる瞬間だ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回無失点11奪三振の快投で今季3勝目、打っては4打数2安打1打点と投打で躍動した。2回の投球中には思わぬハプニングも発生し、試合を中断した。二刀流ならではの理由に米記者は「ショウヘイ・オオタニ的問題」と注目した。
レッドソックス戦で今季3勝目
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回無失点11奪三振の快投で今季3勝目、打っては4打数2安打1打点と投打で躍動した。2回の投球中には思わぬハプニングも発生し、試合を中断した。二刀流ならではの理由に米記者は「ショウヘイ・オオタニ的問題」と注目した。
大谷ならではかもしれない。0-2の2回2死からヒットを打たれると、マウンドを降りた。といっても降板ではない。おもむろにベンチ方向へ歩くと、黒い手袋を投げた。打席では白を着用しており、出塁した時に後ろのポケットに入れている走塁用手袋が、そのままだったようだ。実況席も「何かわかりませんが、バッティンググローブ(実際には走塁用手袋)を取り忘れたようですね」と驚いた様子だった。
実際の映像をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」公式ツイッターが公開。文面に「親近感ありすぎる瞬間。先発投手で投球前にバッティンググローブを後ろポケットから出し忘れる」と記して、珍しい光景をあえてジョークで伝えると、米ファンからは「リトルリーグ思い出した」「少年時代の思い出」「12歳が野球するみたいに大リーグでプレーしてる」と少年野球でありがちな“忘れ物”に、ほっこりした様子の声が上がった。
米スポーツ専門局「ESPN」のジュン・リー記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニ的問題:ポケットにはバッティンググローブが入ったまま投球していることに気づいたためイニングを中断」とつづり、走塁用手袋がマウンド上の大谷のポケットに入った“証拠画像”とともに注目していた。
(THE ANSWER編集部)