女子ゴルフ史上3人目の偉業かかる高橋彩華、3位後退も前向き「真央は安定してますが…」
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第2日が30日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。2位から出た高橋彩華(東芝)は1バーディー、1ボギーの72で通算5アンダー。首位に3打差の3位に後退した。強く冷たい風に悩まされたが、スコアを落とさなかったことで、史上3人目となる初優勝からの2試合連続優勝のチャンスを残した。首位は通算8アンダーのテレサ・ルー(太陽生命)。2位には通算6アンダーの西郷真央(島津製作所)がつけている。
国内女子ゴルフ・パナソニックオープンレディース第2日
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第2日が30日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。2位から出た高橋彩華(東芝)は1バーディー、1ボギーの72で通算5アンダー。首位に3打差の3位に後退した。強く冷たい風に悩まされたが、スコアを落とさなかったことで、史上3人目となる初優勝からの2試合連続優勝のチャンスを残した。首位は通算8アンダーのテレサ・ルー(太陽生命)。2位には通算6アンダーの西郷真央(島津製作所)がつけている。
最終18番パー5。高橋が7メートルのバーディーパットを決めた。夕暮れの西日を受けながらの笑顔。ラウンド後は「うまく届いたら入るかもと思っていました。惜しいパットが多くて、紙一重で我慢のゴルフでした。風に悩まされました」と振り返った。
本人いわく、「風よりも雨の方が得意」。それでもスコアを落とさず、「ショットも悪くなかった」ことをプラスにとらえている。前週はフジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝。10度目の最終日最終組での悲願達成だったが、今大会の最終日は、最終組手前の組になった。
それも前向きに受け止めて、「先週までよりは心は軽いですね。明日は雨が降って風も吹く予報ですが、(2位の西郷)真央は安定していますが、自分の納得できるゴルフができれば、いい優勝争いができると思います」と言った。
西郷に負けず劣らずの安定したプレーとメンタル。狙うは、西田智慧子(90年)、表純子(05年)に続く初優勝からの2試合連続優勝だ。
(THE ANSWER編集部)