錦織は「ファンタスティック」 “天敵”ジョコも賛辞「今夜のバトルが楽しかった」
テニスのイタリア国際は18日(日本時間19日)、男子シングルス準々決勝で世界ランク24位の錦織圭(日清食品)が元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-2、1-6、3-6で逆転負け。ジョコビッチ戦は通算12連敗となったが、勝利した元王者は「ケイがとにかくファンタスティックにプレーした」「今夜のバトルが楽しかったということ」などと錦織に賛辞を送っている。ATPなどが伝えている。
錦織、通算12連敗も…ジョコビッチ「ケイがファンタスティックにプレーした」
テニスのイタリア国際は18日(日本時間19日)、男子シングルス準々決勝で世界ランク24位の錦織圭(日清食品)が元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-2、1-6、3-6で逆転負け。ジョコビッチ戦は通算12連敗となったが、勝利した元王者は「ケイがとにかくファンタスティックにプレーした」「今夜のバトルが楽しかったということ」などと錦織に賛辞を送っている。ATPなどが伝えている。
“天敵”を追い詰めた。錦織がジョコビッチ相手に奮闘した。第1セット。持ち前の粘りのテニスを発揮し、6-2で圧倒。ATP中継サイト「テニスTV」は強烈なフォアハンドが炸裂したシーンを「ボールを見る。そして、ボールを粉砕する」とつづり、公式ツイッターに動画付きで速報するなど、大いに盛り上げた。
しかし、第2セットに入ると、元世界1位が好相性の日本のエース相手に本領を発揮。錦織は2セット連取され、逆転負けを喫した。それでも、試合後、ジョコビッチは錦織の奮闘ぶりに拍手を送っている。
ATP公式サイトによれば、「今日のテニスのクオリティーは本当に高いものだった。私が言いたいのは、ケイがとにかくファンタスティックにプレーしていたということだ。特に第1セットを見てほしい。彼のペースに適応するまでなかなかの時間を強いられたよ」と手を焼いたことを語ったという。