高橋彩華、史上3人目の快挙へ2位発進 前週大会前にコーチと契約終了も「大丈夫です」
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第1日が29日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。前週のフジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝の高橋彩華(東芝)は、好調を維持して6バーディー、1ボギーの67で5アンダー。首位に1打差の2位につけた。狙うは史上3人目の初優勝からの2試合連続優勝。会見では、初優勝を飾る直前にコーチとの契約が切れたことも明かした。
国内女子ゴルフ・パナソニックオープンレディース第1日
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第1日が29日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。前週のフジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝の高橋彩華(東芝)は、好調を維持して6バーディー、1ボギーの67で5アンダー。首位に1打差の2位につけた。狙うは史上3人目の初優勝からの2試合連続優勝。会見では、初優勝を飾る直前にコーチとの契約が切れたことも明かした。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
乗っている高橋は、苦手コースも攻略した。11番からの3連続を含む6バーディーで、ボギーは1つ。過去3度出場で1度も予選通過がない大会で、「予選通過」を目標にしているが、首位で6アンダーの申ジエと1打差だ。
「今日は雨で狙いどころが絞りやすかったです。運よくパターも入りました。最後(18番)もしっかりバーディーが取れて良かったです。1打でも貯金があった方がいいので」
開催コースの浜野GCはフラットで比較的フェアウェーも広い。一般的には「ラウンドしやすい」とされるが、高橋は「晴れていて、広いと狙いを絞ることができないので、逆にどこを狙っていいのか分からなくなるんです」と説明する。そして、「広く見えなくなるんです。だから狙いどころが絞りやすい」と付け加えた。
もっとも、ショットの安定感はツアーでも屈指。スイングは3年以上も師事して奥嶋誠昭コーチと作り上げてきたが、前週の大会前に契約が切れたことを明かした。現在はコーチを付けていないが、高橋は「大丈夫です」と言い切った。
メンタルも安定している。前週、10度目の最終日最終組でツアー初優勝を果たした。「もう、前よりも最終日最終組は怖くなくなりました」。同じ「黄金世代」の畑岡奈紗が米女子ツアー6勝目を飾ったこともプラスにとらえ、「やっぱり、同世代が頑張っているのは刺激になりますし、なおさら頑張ろうという気持ちにもなります」とも言った。
過去、初優勝から2週連続で優勝した選手は2人(90年・西田智慧子、05年・表純子)で、高橋は3人目になるチャンス。「まだ全然、考えてないです」と話したが、第2日もスコアを伸ばして11度目の最終日最終組に入れば、快挙の可能性はより高くなる。
(THE ANSWER編集部)