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加藤豪将、MLB初安打記念球で同僚がいたずら お茶目な“犯人”に米反響「楽しそうだ」

米大リーグ・ブルージェイズの加藤豪将内野手が27日(日本時間28日)、本拠地レッドソックス戦に「8番・二塁」で先発。4回にメジャー挑戦10年目でついに初安打を記録した。その記念球に同僚がお茶目ないたずらを仕掛け、米ファンからは「ブラッディはいつも楽しそうだよね」と笑撃を与えている。

メジャー初安打となる二塁打を放ち、笑顔を見せるブルージェイズの加藤豪将【写真:Getty Images】
メジャー初安打となる二塁打を放ち、笑顔を見せるブルージェイズの加藤豪将【写真:Getty Images】

メジャー挑戦10年目で初安打記録

 米大リーグ・ブルージェイズの加藤豪将内野手が27日(日本時間28日)、本拠地レッドソックス戦に「8番・二塁」で先発。4回にメジャー挑戦10年目でついに初安打を記録した。その記念球に同僚がお茶目ないたずらを仕掛け、米ファンからは「ブラッディはいつも楽しそうだよね」と笑撃を与えている。

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 4回の第2打席、2死走者なしの場面。加藤は右腕マイケル・ワカの89マイル(約143キロ)のカットボールを左中間へ弾き返し、二塁打を記録した。メジャー挑戦10年目、通算7試合目で飛び出したメモリアルヒット。ベース上で両手を突き上げ、歓喜を表現すると、ベンチ内の同僚も同じように両手を突き上げ、祝福した。感動的なシーンとなったが、この時にお茶目な行動を取ったのが、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手だ。

 相手チームからブルージェイズベンチに渡された記念球を受け取ったゲレーロJr.は、観客席へ投げ込むポーズ。昨シーズン、エンゼルス・大谷翔平と争って48本塁打を放ち、すっかり日本人ファンにもお馴染みになった本塁打王は、お茶目ないたずらでファンを沸かせた。加藤がそれだけいじられ、愛されていることを象徴するシーンでもあった。

 球団公式ツイッターが実際の動画を公開。文面に「ゴウスケ・カトウ心配しないで、ブラディは初安打球を観客にあげなかったよ」と記した。米ファンからは「特別なボールだぞ」「ブラッディ(笑)」「ブラッディはいつも楽しそうだよね」と反響を集めたほか、日本ファンからは「やめたげて!」「お茶目」「ブラッディかわいいな」と笑撃の声が上がっていた。

 加藤はカリフォルニア州出身の27歳。2013年にドラフト2巡目でヤンキースから指名され、マイナー契約を結んだ。以降、マーリンズ、パドレスの傘下を渡り歩き、昨年12月にブルージェイズとマイナー契約。開幕ロースター入りし、9日のレンジャーズ戦でメジャーデビューしていた。この試合では7回に代打で退き、2打数1安打だった。ブルージェイズは1-7で敗れている。

(THE ANSWER編集部)

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