大谷翔平に走者残さない絶好調1番ウォード満塁弾に米記者「オオタニの打点奪い続ける」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ガーディアンズ戦に「2番・投手兼DH」のリアル二刀流でスタメン。投手として力投を続けているが、2回に大谷の前を打つテーラー・ウォード外野手が勝ち越しの4号満塁弾で援護した。
2回に勝ち越しの4号満塁弾、力投する大谷を大量援護
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ガーディアンズ戦に「2番・投手兼DH」のリアル二刀流でスタメン。投手として力投を続けているが、2回に大谷の前を打つテーラー・ウォード外野手が勝ち越しの4号満塁弾で援護した。
大谷の前に大仕事をやってのけた。2-2で2回無死満塁で迎えた好機、ウォードはカウント0-2から相手の先発右腕プリーサックの外角高め直球をとらえると右中間席に突き刺した。豪快な4号グランドスラムに本拠地は熱狂。初回に2失点し、苦しみながらも力投を続けていた次打者の大谷もホームでハイタッチで出迎えた。
今季のウォードは打撃好調で、試合前まで打率.353。25日(同26日)の試合から大谷に代わって1番に座り、この日の第1打席も二塁打を放って得点した。ツイッター上でも称賛が相次ぎ、アストロズとマリナーズの元スカウトで米誌「フォーブス」などに寄稿するバーニー・プレスコフ氏は「テイラー・ウォードがクリーブランドの投手を痛めつけ続けている。プリーサックからグランドスラムを放った」と速報した。
米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」のMLB番ジョエル・ロイター記者も「テイラー・ウォードは野球界最高の打者で我々はそれに慣れなきゃいけない」と称賛。また、大谷の前で結果を出し続け、AP通信のジョー・リード記者も「ウォードがキャリア2度目のグランドスラム。オオタニの打点チャンスを奪い続けている」と冗談交じりに走者一掃したグランドスラムを称えた。
(THE ANSWER編集部)