日本生まれのディープインパクト産駒が本場のダービーで大本命、英メディアも注目
競馬の本場、イギリスダービーが6月2日に行われる。父に日本競馬史上屈指の名馬、ディープインパクトを持つ日本産馬、サクソンウォリアーがブックメーカー各社で1番人気に支持されている。
父にディープインパクトを持つ日本産馬サクソンウォリアーに現地メディアも注目
競馬の本場、イギリスダービーが6月2日に行われる。父に日本競馬史上屈指の名馬、ディープインパクトを持つ日本産馬、サクソンウォリアーがブックメーカー各社で1番人気に支持されている。
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同馬は2歳時にデビューから3連勝を飾り、その時点でダービーの本命に推されいた。今季初戦だった3冠第1戦のイギリス2000ギニーを制し4戦4勝。日本産馬が英国のクラシックレースを制すのは史上初の快挙だった。
レースぶりも豪快そのものだ。日本の皐月賞にあたる英2000ギニー(直線1600メートル)では出遅れながらも、残り400メートルで先頭に立ち、そのまま押し切った。距離が延びて、さらに強さを発揮できると見られており、2400メートルの英ダービーでは本命視されている。
現地メディアも注目している。英紙「ガーディアン」は「オブライエンはサクソンウォリアーが1970年のニジンスキー以来となる初のトリプルクラウンの勝者になれると考えている」と紹介。同馬を管理する名伯楽、エイダン・オブライエン調教師が、伝説の名馬ニジンスキー以来、48年ぶりの3冠達成の可能性を感じているという。
「そのためにはダービーとセント・レジャーに勝利する必要があり、後者のレースはあまり商業的ではないが『良いビジネスと言うよりはロマンチックなものと言える』と語った」
こう伝えている。名調教師は早くも先を見据えているようだ。
勝てば歴史的な快挙となる一戦は2週間後。日本からも、かつてないほどの注目が注がれることになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)